タイトルにちなんで各部に隠しテーマを仕込んでみました
小説タイトルを印象づけるための工夫として、各部に「隠し(?)テーマ」を仕込んでいる小説があります。
アルファポリスさんに載せている『囚われの姫は嫌なので、ちょっと暴走させてもらいます!~自作RPG転生~』がそれなのですが…
タイトルの「囚われの姫」にちなんで「〇〇に囚われない」というテーマを設け、各部のクライマックスの辺りに仕込んでいます。
たとえば第1部「魔王の妃なんて、とんでもない!」では「常識に囚われない」…
第2部「大帝国のヤンデレ皇子に囚われたりなんてしない!」では「恨みや憎しみに囚われない」…
第3部「電脳機神兵の花嫁になんてならない!」では「ひとつの答えに囚われない」…
第4部「鬼姫の着せ替え人形なんて、まっぴら!」では「それまでの生き方に囚われない」…という風に。
中には結構ムリヤリ仕込んでいるものもあるのですが…😅
こうしたテーマを仕込むことで、タイトルにもまた違った意味合いが生まれて、おもしろいのではないかと…。
(「囚われの姫」は物理的な意味の「囚われ」だけではないんだぞ、と。)
テーマだけ見ると、何だか哲学的で深いことを語っていそうですが…中身はちゃんとコメディです。
(時々シリアスはありますが、基本的にはギャグです。)
テーマはキャラクターの台詞で分かりやすく「〇〇に囚われないんだな」「〇〇に囚われないで」…という風に入れているのですが…
ひょっとすると、気づいていない読者の方もいらっしゃるかも知れません。
(最初の数ページだけ見ると、テーマ性も何も無いコメディ小説にしか見えませんので…。「笑い>テーマ性」であることは否定しないのですが…。)
ちなみに物語は全6部構成になる予定ですが…
第5部のテーマは未定ですが、第6部(最終部)のテーマは既に(というか、最初から)決まっています。
最終部のテーマは、物語全体を貫くテーマになる予定ですので…。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?