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投稿小説界隈の問題点と課題を知るには、投稿戦略を「逆転の発想」で見ること。

この世に完璧なシステムや仕組みなど無く、どんなものにも何かしら問題課題が存在します。

しかし「何が問題なのか」「どんな課題があるのか」が分からなければ、それを改善することはできません。

実際「何が問題なのか」も分からないまま、不具合や不都合を放置し、そのままズルズル悪化していく企業や団体も多いのではないでしょうか?

けれど、この「何が問題なのか」――コツさえ知っていれば、意外とカンタンにあぶり出せるのです。

それはズバリ「その業界での『通説』や『セオリー』を『逆転の発想で見る』こと」です。

たとえば小説投稿サイトの「戦略」に「読んでもらうためには、まずタイトルやあらすじにインパクトを持たせよ」というものがありますが…

この通説、引っくり返せば「タイトルやあらすじにインパクトが無ければ、中身がどんなに優れていようと、読者に読んですらもらえない」という投稿小説界の問題点(…というより、闇?)を表しています。

他にも「毎日投稿が重要」「露出を増やしてポイントを稼ぐ」等々…

ネット上にあふれる「戦略」を拾っていけば、投稿小説がいかに「中身のクオリティー」ではなく「その他の要素」によって評価を左右されているかが分かります↓。

最初にこの種の考察記事をリサーチした時には、正直「投稿小説界って、なんて闇が深いんだ…」とゾッとしたのですが…

皆さん、そこに何の疑問も抱かず、普通に受け入れていらっしゃるのでしょうか…?

ひょっとして「そこが問題」であることに気づかずに「数字が伸びない…」「読んでもらえない…」と、ただただ苦しんでいらっしゃるのでしょうか?

現実には「問題があるとは知っていても、今はその戦略にすがるしかない」ということもあるかと思います。

しかし、それは結局「問題を放置」あるいは「先送り」しているだけ

そもそもその種の戦略は、使い古されれば効かなくなり、どんどん「次なる戦略」が求められていくものです。

たとえば「小説タイトルにインパクトを持たせる」という戦略ですが…

これは年月が経てば経つほど「インパクトのあるワード」が減っていき、不利になります

映画のキャッチコピーなどでも、最初こそはインパクトを持って受け入れられた「全米が泣いた」が、もうネタとしてしか使われなくなっていますよね?

どれだけインパクトのあるワードも、世にあふれればインパクトを失くし、誰にも通用しなくなるのです。

小説タイトルのインパクトも同じ。

誰もがタイトルにインパクトを求めていったなら、もはやちょっとやそっとのインパクトでは通用しなくなります

その場しのぎの戦略を重ねても、結局は逆にどんどん自分の首を絞めて苦しくなるばかり

その先に「物書きとしての幸せ」は無い気がしてなりません。

自分は「その場しのぎの戦略」よりも「問題の根本的な解決」を望みます。

使い古された戦略に頭を使うよりも、「将来、自分が幸せになれるための問題解決」に頭を使いたいと思っています。

こうやって各所の「問題点」や「課題」をつついていると「ディスっている」と思われ、ネガティブな印象を持たれることもあるかも知れませんが…😅

全ては「ネガティブ→ポジティブ」に変換するため。その問題や課題の「解決手段」を見つけるための「最初の一歩」なのです。

問題や課題から目をらしてポジティブな「精神論」を唱えるばかりでは、解決への道はありません。

物事を解決する道筋は、いつでもどこでも同じ。

「問題・課題の洗い出し」→「原因の究明」→「原因を絶つ」ことです。

後半の「原因の究明→原因を絶つ」が厄介で、「これが原因だろ?→違った…。→別のやり方を試してみるか」で、何度もトライ&エラーを行うことにはなるわけですが…

最初の「問題・課題の洗い出し」は、目を背けさえしなければ比較的カンタンにできます。

なので「いつか解決策を見出すために」、なるべく多く問題点を掘り出しておきたいのです。



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