読者の意識改革や投稿環境改善は、基本「長期戦」→今からやっておかないと間に合わない!
過去記事などで、以前からちょこちょこ「埋もれた作品が見出されるには検索が大事」「読者と作品のマッチングがカギ」など、ウェブ小説の読者・作者双方が幸せになれるアイディアや改善策を考えてはUPしているわけですが…
こういった記事をUPしたからと言って、即効果が現れるとは、正直思っていません。
なぜなら古今東西、こういう活動がすぐに報われた試しは、そうそう無いからです。
最初は誰からも見向きもされず、話も聞いてもらえないところからスタートして、徐々に耳を傾けてくれる人が増え、やがて大きなうねりへと育っていく…。
その、最初のゼロから「ある程度のところまで持っていく」までが難しく、一番困難なところなのです。
情報過多気味の現代。人は、興味を感じない物事は、ことごとくスルーしていくものです。
それが、たとえ自分に関わりのある、あるいは「実際に読んでみたら、興味深いことがたくさん載っている」重要な情報だったとしても…。
皆さん、「これ、もっと早く知っておけば良かった!」「もっと早く読んでおけば良かった!」など、「もっと早く〇〇すれば良かった」と思った経験はありませんか?
一度は見逃してしまった情報の重要性に後で気づいて、後悔したことはありませんか?
人間というのは、わりと「そういう生き物」なのです。
自分にとっての「死活問題」や「必要不可欠な情報」さえ、最初は気づけず、スルーしてしまう…結構そんな、アンテナ感度の低い生き物なのです。
ですので、相手にとって「必要」で「貴重」な情報を書いたからと言って、その重要性に気づいてもらえるとは限りません。
なので「スルー」は最初から想定の上で動いています。
むしろ「スルーされるのは普通のこと」なので、少しでも目に留まるよう、興味を持ってもらえるよう、あの手この手で情報発信を続けるのです。
誰かの意識を変えること、ある程度「形」のできてしまった仕組みや組織を変えるということは、一朝一夕にできることではありません。
じっくり腰を据えて取りかからなければならない「長期戦」です。
なので「そのうちやろう」では遅いのです。
「思い立ったら即行動」くらいでないと、間に合いません。
モタモタしていては、達成される前に寿命が尽きてしまいます。
実際、今の自分は「何でこれを学生時代のうちから始めておかなかったのだろう」と後悔しています。
(…もっとも、学生時代の自分にそんな行動力も勇気も無かったでしょうが…。)
「誰かが何とかしてくれるだろう」と思って待っていても、世の中が「自分が幸せになれる方向」に動いてくれた試しはありません。
だったら、自分で何とかしていくしかないのです。
あるかどうかも分からない可能性に期待して、何もしないまま人生を浪費するより、たとえ叶わなかったとしても、自分の手で人生を切り拓く努力をし、「やるだけのことはやった」と満足して生を終えたいのです。
…ただ、あまりガツガツ活動すると、すぐに疲弊して心が折れそうなので、無理はせずに「ゆるっと」マイペースに活動しています。
(活動を「継続」するためには大切なことだと思います。)
これからも、ムリせず、過度な期待もせず…けれど希望を捨てることもせずに、地道に活動を続けていくつもりです。
さらに言うと、同じアイディアを語るばかりではなく、少しずつでも思考を磨き、さらに洗練されたアイディアが出せれば良いな…と思っています。
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