4期目の会社を経営する29歳の、仕事へのスタンス・向き合い方(前編)
こんにちは。
株式会社くらしテックを経営している武藤と言います。
※僕についてはこちらのnoteをご覧ください。
大変ありがたいことに、僕に興味を持ってくださる方が僕と話す前にnoteを読んでくださっていることを知りました。
その際に「どんな風に仕事に向き合っているか」を問われることも度々あり、それだったらnoteを書こうと思ったことがこのnoteを書くきっかけです。
なんか偉そうに聞こえますが、そうは言ってもこれを書いている僕は29歳の若造ですし、会社もまだ4期目。しかも記載する仕事のスタンス・向かい方は人から学んだ(教えていただいた)ものです。もしかしたらオリジナルなんて一つもないのかもしれません。
教えていただき、学び、ようやく徐々に自分の言葉として話せるようになってきたなって感じです。自分の中で、ようやく明文化できるようになってきた気がしたのでちょうどいい機会なのかなと。
「え?そんなこと?」って思うことも多々あるかもしれませんし、スタンスを押し付ける気なんて毛頭ありません。あくまで「こういう風に考えている人がいるんだな」程度に見ていただけますと僕も嬉しいです。
※書いていて気づいたのですが、思ったより長文になったので何分割かにわけて書かせてもらいますね。
・期日は自分から伝える
誰かとの仕事には、①最終的な期日があり、その中に②進行のための期日(いわゆるマイルストーン)があるものと思っています。この「期日は自分から伝える」というのは主に②に対することだと考えています。これにはどんな意味があるかというと、
-相手を不安にさせない
ーーー「相手から進捗を聴かれることは、不安にさせている(もしくは心配させている)ことだ」。
今の仕事のスタンスを確立していくのに、仕事のイロハを教えていただいた方からこのように言われた時、ハッとしたのを覚えています。相手は常に仕事が円滑に進んでいるか不安なのです。相手が周りから求められているミッションを無事解決できるのかが、期日がはっきりしていないと不安になるのは当然です。
実際、自分が仕事をお願いする立場だとして、誰かにお願いした事項が"いつできるのか"がわからないと、最終的な期日に間に合うかどうか不安になりますよね。
そのため、僕は基本的にマイルストーンに対する期日はわかり次第(もしくは設定次第)自分から積極的に伝えるようにしています。実践する中で、相手から「進捗どうですか?」と聴かれることが減った気がするので、相手にとって不安解消の材料になっているのかなと思います。
時たま進捗を聴かれてしまうときには、大抵こちらからの期日を伝えられていない時が気がします。
・わからないことは聴く
「え?それは当然でしょ?」と思われるかもしれないのですが、これはかなり重要な事柄とも考えています。ちなみに「わからないことをすぐに聴く」という訳ではなく、自分の中でステップを設けています。
-1.まず自分で調べる
誰かに何かを聴くということはそれだけ相手のリソースを割くということ。そのため自分で調べるというステップは、相手への当然の礼儀として考えています。今はGoogleなどの検索エンジンなどで大抵のことは調べられます。また、最近はYoutubeや動画サイトなどでわかりやすく理解できるツールも増えてきたため、大抵のことは解決できると思います。辛口なことをいうと、調べてわかるようなことをふらっと聴くのは怠慢かなと。
-2.自分なりの結論・仮説を用意する
調べた上で分からないことも当然出てきます。例えば独自ツールの使い方や相手のの経営状況など。そういった事柄を聴く前に、一旦自分なりの結論を用意するようにしています。
「聴く」という行為は、解決したい・進みたい方向性があり、詰まっている要因の手段・確証を得たいが為に聴くというのがほとんどだと思いますので、情報整理した上で要因の結論・仮説を用意して聴くことにしています。
-3.その上でクローズドな質問をする
これは状況にもよりますが、自分なりの結論・仮説を用意した際に、相手がなるべく手間がかからないように「はい、いいえ」で答えられるように質問をするようにしています。
はい、いいえで解決すればそれでよいですし、そうでない場合にはオープンな質問をする流れにしています。
-補足.会議中に発生した不明点は積極的に質問して解決
会議中にでてきた不明点は、なるべくその場で質問し解決するようにしています。自分が知らないからと言って恥じなくて大丈夫。むしろわからないまま進めて行くほうが、プロジェクトが終盤になるにつれ"実は前提が違っていた"なんてことに繋がりますし、その方がよっぽど相手の迷惑になります。
特に初回の会議はボーナスタイム。質問し放題です。相手が発言した用語についても、もし使い方などで「認識違うかも?」と思った時には「それってどんな意味で使われてますか?」と質問をして認識合わせをしておくといいと感がています(人によって使っている単語の意味が異なったりすることは往々にしてあると思ってます)。
・仕事を細部まで理解する
大抵個人に与えられている仕事は、全体の中の一部であり、次のステップの方へ渡す仕事ということが多いのではないでしょうか。なんとなくで進められることもあるのですが、僕は仕事を細部まで理解しようとするスタンスって大事だなと思います。
-自分が何をやっているのかを理解する
「なんとなく」「だと思う」で仕事をしない。一言で言えばこれに尽きます。今対応している仕事で曖昧な部分をなくすことは非常に大切。先ほどの"わからないことは聴く"にも記載しましたが、認識のズレや、わからないことを放置しておくと、プロジェクトの中の重要な事項を見抜けなかったり、相手の言っていることを鵜呑みにしてしまい他の可能性を検討しないことに繋がってしまいます。自分が何をやっているのかを考え、不明点がないかを洗い出し、質問し、解決することで早々に理解することは大切と考えています。
-対応している仕事に本質的に求められていることは何かを考える
実は今、自分が任せられている仕事の進め方や仕事自体が最適でない方法(例えば効率が悪い)というケースがあります。たとえそれが上司や仕事を任せてくれた人に言われたやり方だったとしても、最適でないという可能性は0ではありません。
僕は、仕事というのは状況に応じて最適なものを模索し、改善することが大切と考えています。
そうは言っても、大抵の場合既存のやり方で進めれば余計な軋轢を生みにくいのでそのまま進めることが多いかと思いますが、だからと言って改善を考えない思考停止になることはもったいないと考えています。
ではどうやって考えるのか。それは"仕事に本質的に求めていることは何か"を考えることだと思っています。別の言い方でいうなら、このビジネスで解決したい課題は何か、今やっているのはそのためのなんの工程なのかを理解することだと考えています。この理解があるのかどうかによって、改善方法の模索ができ、日々の積み重ねの度合いが変わってくると考えています。
想像以上に長くなっている....笑
実はあと3つほどあるのですが、書いている途中で「これはかなり長くなるな」と感じたので、前編後編にわけて公開できればと思います。
▼後編はこちら
今僕が経営させていただいている会社では、一緒に働いてくださる業務委託さんや法人パートナーさんを募集しています。「武藤ってなんか面白そうだな」って思った方は、ぜひお気軽にお問い合わせください(もちろんお仕事のご依頼も大歓迎です)。
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