書評 5月 11 ゆげ塾の中国とアラブがわかる世界史 ゆげ塾 漫画で中国とアラブの歴史と思考が理解できるという優れた本でした。
不思議な国中国とアラブ諸国。
どうも理解しずらいのですが、歴史を概観してみると
その思考形態のルーツのようなものが見えてきます。
わかりやすくコンパクトに歴史をまとめた良書
漫画なのでわかりやすいのがいいです。
何故か、国がみんな萌え系の美少女キャラ
だから、楽しんで歴史が学べます。
中国が、覇権主義なのは
アヘン戦争にさかのぼる列強諸国による収奪の経緯があると思われます。
中国は昔から、民衆の一揆で国が転覆した経緯があり
国民を情報統制するのは、逆に、彼らを恐れているのではないかと思われるとのことです。
アラブの歴史については知らないことばかりでしたから
とても興味深く
フセインやイラン、イスラム国などを悪役として認識していましたが
過去におけるイギリスの暗躍はひどいものがあり
アラブ人の統一を邪魔する動きをしていたのです。
この漫画を読むと親米派のサウジなんかが
ヘタレの米国の飼い犬のように思えてしまいます。
大雑把であれ、彼らの歴史を知ることは
彼らに対する理解につながるのであり
とても有意義だと思います
2021 5/11
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