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感想 ポアロ登場  アガサ・クリスティー アガサクリスティは短編よりも長編がいいですね。ポアロと相棒のヘイスティングズのコンビが良い。アガサさんには珍しい短編集です。


ポアロと相棒のヘイスティングズのコンビが良い。
アガサさんには珍しい短編集です。
ただ、アガサさんは長編のほうが優れていると思います。

ポアロにはさまざまな依頼が来ます。
知り合いが借りたアパートの家賃が安すぎておかしいとか、 首相誘拐事件など・・・。
単純で読みやすいのも本書の特徴でした。

チョコレートの箱の事件では、失敗?。

チョコレートの箱で興奮気味にポアロが言います

「マドモワゼル、犬にも臭いを嗅ぎつけることが難しい場合がありますが、いったん嗅ぎつけてしまうと、もう止めることはできないのですよ!優秀な犬であればなおさらです。私、エルキュール・ポアロはその優秀な犬でしてね」

こんだけ大口をたたいておいて、この推理は失敗するところが、今までにない本書だけの魅力だったような気がします。

初期の作品らしく、短編であるとはいえ、ちょっと味気ない感じがしました。

普通の出来です。
このレベルの短編推理小説なら、日本人でも書ける人はたくさんいると思います。



2024 1 28



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