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書評 青の呪い心霊探偵八雲 神永 学  久しぶりに心霊探偵八雲を読んだ。やはり、楽しい。

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本作は心霊探偵八雲シリーズの最新作です。
八雲は、霊が見えるという特殊能力者。
その推理力はホームズばりです。

今回の八雲は高校生。
前に読んだ何作かは大学生でした。
いつも後藤刑事の手助けをしている感じ。

学校が舞台です。
美術室にある呪いの絵画。
これは学校あるあるネタ。見たら呪われるという絵です。
冒頭から血まみれ生徒・・・。

10年前に美術室で自殺した女生徒が描いた作品。
その美術部の顧問の先生が殺害される。

これは呪いの絵画の秘密と、殺人事件の犯人探しという
2つの要素があり、読みやすく、スリリングで、とにかく一気読み。
このシリーズは、楽しいです。

そして、ラストには謎解きタイム。
ここですっきりさせてくれます。

主人公の言葉を色で感じるという体質と
八雲の特殊体質が共感する様も魅力の一つ。

2021 12 30



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