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感想 イクサガミ地 今村 翔吾 シリーズ第二弾、ついに蟲毒の正体が判明する。


殺戮battleものとしては秀逸
ついに、愁二郎の兄弟姉妹が集結し、彼らの生命を狙う白髪の化物剣士に立ち向かうが圧倒され弟を殺害されてしまう。
この化け物には勝てないと思う。
兄弟姉妹が手を取り戦うと誓う

兄弟姉妹には、一つずつ秘儀があり
死ぬ前に誰かに手渡すことができるという
死んだ弟は良い耳の秘儀だった。これは妹に渡された。
秘密を伝えるだけで使えるようになるのだが、ちょっと、これは強引すぎ
このアイテムにも似た特性が、確かに物語の魅力なのだが
どうなんだうか?

今回で 悪の組織蟲毒の全貌が見えてくる
それを中央の前島密、大久保利通に知らせるが
大久保は最終的には暗殺されてしまう

こういうところは史実に即していて、なかなかリアリティがある
最終巻が楽しみです。

西洋の軍人の存在も魅力的で、たぶん、この人は味方になるのでしょう。
あの白髪の強敵や西郷の右腕の刺客桐野 利秋の存在も気になるところです。
次回に続く。

2023 9 24



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