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感想 絶対悲観主義  楠木 建 「どうせ、うまくいかないだろうな」と悲観的に構えておくと、うまくいくと喜びが倍増みたいな考え方。



例え話しも古く、僕たちの世代ではピンとこないし
考え方も受け入れがたい

ちょっと肌に合わない

何かをやる時、うまくいく、きっと成功すると思いながらする。
このWAKWAKが何かをはじめる原動力になる。
これがなくては何もはじめられないと思うのだが・・・

しかし、本書では

「うまくいかないだろうな」と悲観的に構えておく。


つまり、ハードルを最初から下げておく
そうすると失敗しても落ち込まない
成功するとラッキーという感じで喜びが倍増する

これが絶対悲観主義である。

絶対悲観主義を採用すると、失敗が気にならなくなり、仕事に対して気楽に向き合える。たまにうまくいったときに幸せな気持ちになれるのもメリットだ。


なるほど、そういう考え方もあるのだ。

仕事への無用なプレッシャーがなくなる


これは確かに良い。
相手がこちらの都合を斟酌してくれることはないと考えることで、自然と顧客志向になる。
お客様ファーストになれるわけだ。

気持ちはわかるが、やる気も半減すると思う。
相手に対する期待値ゼロ
自分に対する期待値もゼロ




心配するな、きっとうまくいかないから


これが著者の中心思想だ。

僕には受け入れがたい。
ネガティブすぎる。

この本で学んだ点は

「総取りはできない」、すべては満たされないと知ったうえで、自分の欲をはっきり自覚して選び取ることのできる「潔さ」が必要になるとのことです。





2023 2 8




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