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《 お金って、なに? 》 七話目


前回は、宝の地図の話をしました。
宝の地図ときくと、よくあるイメージは「金銀財宝」ってヤツでしょうか。
まぁ、それってつまり「お金」のことですよね。
 
お金のことって、正直なところ、わたしはつい最近までちゃんと考えたことありませんでした。
 
・・・大切なことって、学校では教えてもらえない。
そんな定説、あるんでしょうか?
わたしは、“お金”のことを学校で教わった記憶はありません。
両親からも「無駄使いはしてはいけません」「お年玉は貯金しなさい」といったことはたしかに教わりましたが、お金のこと自体を教わったことはありませんでした。
 
ただし、教わらなかったことや学校教育を責めるつもりは一切ありません。

むしろ教わらなかったからこそ、自分自身で調べ、気づき、探し、考える機会を頂けたと思っています。さて、それでは・・・

 
 
“お金”って、いったい何者なんでしょう?


 

皆さんも、もし宜しければ・・・
「お金についてのイメージ」をいま一度、考えてみてください。


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大切なもので、貯金するもの。
ないと困るもの。
お金持ちってなんだか汚そう。
清貧こそ、美徳。
考えるだけで、不安とか心配。
ツールとして用いる道具。
あったらあったで助かる。
豊かさの象徴。
 
 
 
などなど。他にもわたしが今まで聞いてきた方の中には、「龍みたいなエネルギー」とか「流れていくもの、循環するもの」などの様々な意見がありました。
 
 
どれも個人の貴重な意見ですから、尊重したいと思います。
 
 
ここでは、わたしなりに感じたことを最後にまとめたいと思います。
それは、
  
 

お金は、“目的ではない” 。
あくまでもお金は、『“手段である”』ということ。
 
 


お金を稼ぐこと自体を目的にするならば、10万、100万、1,000万円、1億、10億、それ以上・・・と金額がただただ増していくばかりで、際限ありません。
 
 
お金だけで、人は満たされません。
 
 
お金はあくまでも、“手段”でしかないのです。
例えば、家族を養うためには月30万円必要とか、冷蔵庫を買うために20万円必要とか、南極大陸に行くためには3,000万円必要、月に行くためには・・・など。
先に目的があって、それを達成するために必要な手段がお金なのです。
 
 
ごくごく当たり前のことなのですが、当たり前であるほど見落としてしまいがちです。「いまここ」を感じる力を培う必要があります。
そして、自分は何を持って「満たされた」と感じる人間なのかを知る必要があります。
 
 
漠然と不安を抱いていませんか?
お金を稼がないといけない、
貯金しないといけない、
お金が手元にない、
と、思い込んでいませんか?
 
 
本当に、そうなのでしょうか。
 
 
大切なことは、“わたしがいる” ことなのです。

 
 
つづく。

書を筆で書き表すこと。文章を指で打つこと。違いはあれど、同じく“書く”こと。書くことを、生業にしております。応援いただけたら有り難い限りです。