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お手紙のこと

こんにちは、無添加ひつじ。です。突然ですが、皆さんはお手紙が好きですか?
私は好きです。
最近、お手紙を書いて喜ばれることが続いたので、今回はお手紙のことを書こうと思います。

お手紙って、私のような瞬発力と度胸がないタイプの不器用にはとっても便利な存在なんですよ。
相手と対面している瞬間に言葉がまとまらなかったり、言葉が出なかったりする人も、お手紙ならいくらでも時間をかけて相手にかけたい言葉を準備して、手渡すことができる。

この間、人にお手紙を渡すことがあったんですが、そのお手紙を書くのには4日間・計6時間くらいはかけたと思います。

相手に伝えたい内容がどうしても長くなってしまって、
どうしたら相手になるべく苦痛を与えずに最後まで読みきってもらえるか、
など考えていたらすごく時間がかかりました。

でも、そうやって時間をかけているうちに、対面しているときは言葉が出てこなかった私も、お手紙を渡す心の準備が整って、お手紙を渡す勇気が出てくる。
自分の口から直接だと、たぶん、その人には一生、お手紙と同様の内容を伝えることができなかったと思います。

お手紙に自分なりのこだわりを込めることも好きです。

お手紙を渡す相手を考えながら便箋とか、封筒を考えるのが楽しくて。
「この人には花束が描いてあるこの便箋と封筒がいいかな」とか、「どうも白と罫線だけの便箋は寂しいからシールを貼ってみようかしら。封筒はこれにするつもりだから…黄色で合わせた方が良いかな」とか。

それから、書く文章も自分なりにこだわります。
「この人にはこういう事情で今回お手紙を書くから、これくらいの軽さ(重さ)のノリの文章がいいかな」とか。

あまり人と被りたくない、というか、自己満足の範囲内でしかないけど、オリジナリティが出せるように考えて手紙を書いています。

ここまでお手紙が好き、ということを書いてきましたが、私は今シーズンは年賀状を出しません。
ゆっくりと、それなりの時間をかけて、単発でお手紙を書くことは好きなのですが、たくさんの人にサササっと大量にお手紙を書くことはあまり好きではなくて。

それでも社会人になったら、好き嫌い関係なく、大量に出さなくちゃいけなくなるのかなあ、なんて考えると、少しだけ気が重いです…

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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