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世間知らずの大学生が台湾を旅して🇹🇼

私はつい先日ネパールからの帰国途中に台湾に1週間ほど滞在してきた。記憶が新しいうちに思ったことを赤裸々に書き記して行こうと思う。

1.台湾の歴史・街並み
私は台湾に行った際、台北・台中・台南を訪れた。日本と同じような新幹線で移動するのだが、日本で新幹線に乗ったことがない私には日本との違い・同じ点がわからなかった。
台湾に行って驚いたことは、車線が日本と反対であったことである。知っていると思うが台湾は日本の植民地になったことがある。
私の印象だと、その際に交通整備までされたのではないか。日本から台湾が独立した際に元に戻したのか…謎は深まるばかりだ。インターネットで検索したらすぐに答えはわかりそうだが、闇に葬ることにする。
そして台湾の建物はまるで明治時代の日本を見ているようであった。ほとんどが煉瓦造りで、趣のある建物が多かった。また、ところどころカタカナやひらがなといった日本語が表記されていた。
あまりこう言う表現は良くないのかもしれないが、女子大生などがインスタ映えを狙う写真を撮りたければ台湾に行くべきであると感じた。

レトロ感満載の建物


また、煉瓦造りのお店の中に入ると、大抵本が置いてある。それをよく見るとほとんどが戦争や、日本の植民地時代のことが書いてあった。とても衝撃的なものであった。しかし、このことに関して、日本ではあまり知られていない。本来であれば日本が日本国民に対して知ってもらわなければならない内容である。
これに近しいものを挙げてみよう。
それは、原爆に関してアメリカであまり知られていないと言うことである。原爆の被害者である日本は大々的に幼い頃から原爆について教育を受けてきた。対してアメリカではあまり扱われていない内容である。なんなら知らない人がほとんどなのではないか。
これを台湾に置き換えたら、植民地化の犠牲となった台湾がさまざまなところで語っているのに対し、日本では台湾の日本の植民地化については歴史上の一つの出来事、まるでおまけのような扱いである。そして、その間に起きたことを詳しく知っている日本人は少ないのではないか。
原爆と同じ状況ではないか。

2.台湾を通して感じたこと
台湾には関係ないが、日本はすごい自分勝手な国だと感じた。日本が被害者になった事象に関しては大々的に学生に教え込み、日本が加害者になった事象に関しては詳しいことは隠蔽する。
このことを知らない日本人が、原爆を落としたことを知らないアメリカ人の知識のなさを批判する。本来であれば日本人も台湾についてもっと批判されるべきなのではないか。

とはいえ、台湾人はとても私に対して親切であった。中には日本語が流暢に話せる方も多かった。
また、台湾のマンゴーかき氷は本当に絶品であった。ぜひ台湾に行く機会がある人には試してほしい。

台北のマンゴーかき氷


わたしは台湾人の優しさが好きだ。
また台湾に行きたいと感じる今日この頃。

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