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ほろ酔いラプソディー『65.メカジキとポン酢』

仕事って何だろう。好きだけどプライベートを犠牲にするほどじゃないし、でもこの1ヶ月は休み返上で仕事をしていたし。管理職だからそれを誰かが誉めてくれる訳でもなく、残業代がつくわけでもない。

仕事とは何か?を考える度に思い出すのは、グランダッドさんの話。人生で一度だけ体験した漁で「生きている」事を実感したから、転職するなら迷わず漁師になると語っていた、バーテンダー時代の常連さん。

いつも飲むバーボンからそう呼ばれる彼の話を聞きながら、漁師の老人とカジキの死闘が綴られたヘミングウェイの代表作『老人と海』をぼんやりと考えていた。仕事とは生き方かなって。

とりあえず、一段落した今は仕事を忘れて趣味に没頭しよう。蒸し暑くなってきたこの時期は淡白なメカジキに甘酸っぱい味付けがお酒を誘います。ちなみに『老人と海』に登場するのはメカジキではなくマカジキです。

『 失うものがあれば、得るものもある 』

メカジキのネギタル南蛮

材料
・メカジキ
・長ねぎ(微塵切り)
・卵
・マヨネーズ
・A:ポン酢3、砂糖1
・片栗粉
・サラダ油
・ラー油(お好みで)
作り方
1.メカジキを一口大に切る
2.ゆで卵を作り方ボウルで潰す
3.2に長ねぎとマヨネーズを混ぜる
4.1に片栗粉をまぶし油でソテーする
5.4が両面焼けたらAを加え煮絡める
6.5を器に盛り3をかけラー油をかける

※長ねぎ1本に対してゆで卵1個が目安です。※鳥胸肉やササミで作っても美味しいと思います。
※調味料は比率です。

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