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ほろ酔いラプソディー『62.こごみとハツ』

この時期の皇居のランニングはとても気持ちよい。特に夜の半蔵門から桜田門へ向かう下り坂は、目の前に広がる夜景と心地よい風が、まるで空を滑空しているかのような、そんな気分にさせてくれる。

以前は平日のノー残業デーとして仕事帰りに皇居を走っていたけれど、今はテレワークの日に残業をしたくないという理由もあり会社勤務の日は帰りが遅くなりがちなため、専らテレワークの日の朝にランニングをしている。

この時期の朝ランは日が出ていると汗ばむ暑さで、いよいよ夏が目の前に来ていることを教えてくれる。そういえば今年の春はまだ山菜を食べてなかったなと思い、慌ててこごみを手に取りスーパーを後にする。

「屈み」と書いてこごみ。その姿が名前の由来。ワクチンの普及と効果に期待をして、今は我慢して屈む姿勢からさらに膝を曲げてしゃがみ込まないといけない時期。来年の春は半蔵門の空を飛んでいる事を信じて。

『 深くしゃがむほど、高く飛べる 』

こごみとハツの柚子胡椒炒め

材料
・こごみ
・鶏ハツ
・柚子胡椒
・酒
・サラダ油
・塩
作り方
1.こごみを洗って食べやすく切る
2.ハツを縦半分に切り流水で洗う
3.柚子胡椒を酒で溶いておく
4.鍋に油を温め1と2を炒める
5.3を加えて軽く煮詰める
6.適宜塩で味付けをして器に盛る

※ハツもこごみも炒め過ぎないのがポイントです。
※柚子胡椒は煮詰め過ぎると香りが飛んでしまうので、お酒の量は少なめに。

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