めいそう日記Ver2〜Day182:家探し(後編)
1. 瞑想小咄〜家探し(後編)
田舎でいい物件を見つけるのなら、不動産情報に頼らず、人づてで情報入手するのが大切。そんな話を聞いていたので、これまでは色々な人に「空き家を探している」と伝えることにしていた。実際、今までに何軒かそんな情報を聞くことはできたものの、具体化するに至らず。一体どうしたものかと思っていたところ、知人の知人の家が空き家になるという話を聞き、目星をつけていたところだった。
空き家になる可能性のある家には、ご高齢の方がお住まいになっている。お一人で暮らしているため、お嬢さんの家に引っ越しをすることが決まったのだとか。そこで空き家になるという話を聞き、実際にご本人にも会い、このままうまく進むのではないかと思っていた。
家の話をしてからひと月ほど。特に何の動きもなく、そのまま状況は止まっていた。さすがにこのまま放置しておくのはよくないと思い、知人に仲介を頼んで家を見に行かせてもらうことになった。
しかし、どうやら知人の話によると、家主の方はあまり歯切れの良い回答をされないのだという。当然の話ではあるが、少しでも高く家を売りたいと思っていらっしゃるようで、不動産屋を通すことを検討しているらしい。
私としては、口約束ではあるもののある程度決まったものと思ってはいたのだが、実際はそうではなさそうだ。一応お家を見せてもらったものの、以前会って話をした時と比べると、家を売ることに対してずいぶんとトーンダウンしているように感じられた。
こちらとしてもその家でなければならないというわけではなかったため、前に進まない取引なのであれば一旦白紙に戻すことを決めた。お互いに自由な状態で、ご縁があったら取引しましょうという形。結局、家探しは振り出しに戻ってしまったわけだ。
当てがなくなってしまったからには仕方がない。気を取り直して前に進まなければ。これまでは人伝の空き家情報を入手するようにしてきたけれども、人の話で進めるには時間も労力もかかるし、最後の最後でどんでん返しが起こるかもしれないことを、今回身をもって学んだ。であれば、すでに「空き家」として売買なり賃貸なりする意思がある物件を探す方が得策。
そう思って、まずは「空き家バンク」の情報を調べてみることにした。「空き家バンク」とは、色々な自治体で取り組まれているシステムで、空き家情報を管理し、紹介をするというもの。ここ伊勢市にも空き家バンクの制度があるため、それを利用しようかと思っていた。ただ、空き家バンクで気をつけなければならないのは、家の状態の良し悪し。長年人が住んでいない家もあるため、リフォーム費用に莫大なお金がかかるかもしれない。
と、「空き家バンク」を調べようと思っていたら、たまたま不動産情報サイトが引っかかった。これまでに見たことがない不動産情報サイトだったため、軽い気持ちで内容を確認してみたところ、予想外にいい物件の掲載があった。まさか灯台下暗しだったとは…。
結局、「いい家は地元の人しか出回らない」という情報を信じすぎたがために、出遅れてしまったということなのだろう。事実、この話は本当のことなのだとは思うが、そうじゃない側面だってあるかもしれない。何事も鵜呑みにせず、自分の目で確かめることの必要性をひしひしと感じたのだった。
いい家に出会えますように。
2. 今日の瞑想〜2024.2.2 Fri 6:25〜(20min)
風の強い朝。昨晩から強い風が吹き荒れている。今週も今日が締めくくり。瞑想しよう。
今日の瞑想音楽はこれ。
姿勢を整えて座る。意識を呼吸、身体の感じることへ向けていく。雑念がいろいろと浮かんできたら、再び意識を戻していく。徐々に心が落ち着き、穏やかな時間を過ごして終了。