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めいそう日記〜Day17:脳科学×瞑想③

1. 瞑想小咄〜脳科学×瞑想③

引き続き、『世界のエリートがやっている   最高の休息法』(久賀谷 亮著・ダイヤモンド社)についての要約と私の実体験を述べていこうと思う。

本は進んで、Lecture2「疲れやすい人」の脳の習慣について。本書では、そのような人の習慣が「すでに終わったことを気に病んでいたり、これから起きることを不安に思っていたり、とにかく心がいまここにない」ことにあると教えてくれる。

自分の意識の状況を知るためのワークとしては、

まず自分の体の感覚に意識を向けてみること 

漠然の意識を向けるのではなく、足の裏が地面に触れている感覚や、お尻が椅子に触れている感覚など、普段意識しないような感覚にも目を向けること。

次に、呼吸に注意を向けてごらん

これも、ただ呼吸をするのではなく、「呼吸に関する感覚」を意識する。空気が鼻を通る感覚、呼吸の深さなど。意識して呼吸のスピードや深さを変えるのではなくて、自然の状態に目を向けること。「細かいことに好奇心を向け」てみる。

そうやって体の感覚に意識を向けていても、ほかの考えはどうしても浮かんでくる。そんな時はどうすれば良いか。

ほかの考えが浮かんでくるのは自然なことじゃ。浮かんできたら、それに気づくだけでいい。そしてまた呼吸へ注意を戻す。

ほかの考えが浮かんでくることを「悪いこと」だとジャッジしない。雑念は流して、再び呼吸に意識を向ける。これを繰り返す。

そうしていくと、過去や未来への意識に囚われず、今ここにいる自分に意識を向けることができ、疲れづらい脳を作ることができると本書はいう。

これらはこれまでに私の瞑想で実践してきたことがほぼ当てはまる。そして、この実践を繰り返してきたことで、特にこの瞑想日記をつけるようになって、より意識して毎日の瞑想を工夫しながら行うことで、「今ここ」に意識を止める習慣がついたと思う。

あまりカッとなることや深く落ち込むことは減ってきた。瞬間的にイライラすることや不安になることはあるけれど、その都度自分の心の状態を把握して、「今ここ」に意識を戻す。そうすると、揺れていた心が落ち着いてくる。

本書では簡単な瞑想実践として「食事瞑想」を提案している。これは、「食べている感覚に意識を向ける」こと。そうすることで、今ここに意識を止めることができるというもの。考えてみれば、テレビを見ながら〜、Youtubeを見ながら〜、話をしながら〜といった「ながら食事」をしていることが多い。一人で黙々と食べていても、あれやこれやと思考して、気づけば目の前の皿が空になっているということも。

これは感覚的に掴みやすいので、瞑想初心者の方にもおすすめの方法。ぜひやってみてください。

2. 今日の瞑想〜2021. 11.3 Wed 7:10〜(15min)

というわけで、早速食事瞑想を実践。いつも瞑想の時は音楽をかけるけれど、今回はあえて音楽をかけず、食事の感覚に意識を向ける。

「あたかも初めて食べるもののように」、好奇心を持って目の前の食べ物に目を向ける。食べ物の香りを嗅いで、口に運ぶ。

口の中で味がじわっと広がっていく感覚。味覚が敏感になった感じで、複雑な味の、それぞれの輪郭が鮮明になっていく。

また、普段意識しない口の中の動きにも目を向ける。噛み切るとき、すり潰すときの口の動き。何気なく自然に行っていた動作に新鮮な興味を覚えた。

10分程度の時間だったけれど、いつもより食事の時間が濃かったように思うし、今ここの瞬間を十分に実感することができた。

3. 今日の瞑想〜2021.11.3 Wed 10:20〜(23min)

食事瞑想だけではなんとなく物足りない感じがしたので、電車での移動時間を使って瞑想をすることに。電車内で行うため、誘導瞑想を選択。

今日の瞑想の音楽はこちら。

願望を実現するプロセス…。一体どんな瞑想なのか。早速やってみる。

誘導に従って、頭の中で自分の願望を叶える途上で1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後の自分自身をイメージしていく。1ヶ月後と2ヶ月後はある程度自分が意図的にイメージしたような感じはあった。

でも、3ヶ月後については自分が意図しないイメージが流れ込んできた。昔の同僚とどこかで会食をしているような?もしくは誰か知らない人と会議をしているような?そんなイメージ。3ヶ月後にこのイメージが現実化しているのかどうか、ぜひ検証してみたい。

終わってみるとあっという間。今日は電車の中にも関わらず、かなり瞑想に没入できていた。電車の車内アナウンスが聞こえない時もあったし、最後の方は身体の感覚がふっと消えるような感じがした。かなり集中できたということだと思う。

食事瞑想で集中力を上げた結果かな?もしくは日々の瞑想で全体的に集中力が上がってきているのかも。

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