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めいそう日記〜Day96:生きる力とマインドフルネス④-1

1. 瞑想小咄〜生きる力とマインドフルネス④-1

この間の満月瞑想で「自分の船に乗りなさい」という話を聞いた。誰かが決めたり、望んだりする自分という殻をかぶるのではなくて、全ての殻を脱いだ後の本当の自分が望むように自分らしく生きることが大切という意味だった。

昨日、一年ぶりくらいに元同僚と会った。元気そうだったが、果たして今彼女が勤めている会社にいても良いのだろうかと考えているようだった。「自分のやりたいようにやってみたら?」と伝えたところ、「自分のやりたいことがわからないからどうするのが良いのかわからない」と言っていた。

私は自分の人生の中で「日本を元気にしたい」と思っている。その方法の一つがこれから伊勢でやっていこうと思っていること。もう一つは今方法を模索中なのだが、この「何をすれば良いかわからない」という人に「何をすればいいかちょっとわかった」と気づいてもらいたいということだ。

老若男女問わずして、「自分は何がしたいのか」がわからない人が今の世の中とても多いと感じている。もし自分が何者であって、何をしたいと思っている人間なのかを多くの人が気づくことができたら、きっと生き生きと生きていくことができるのではないかと仮説を立てている。

子供に「夢を持て、目標を持て」と言っている大人たちが「夢も目標もわからない」と言う。そんな大人の背中を見て、子供たちが夢や目標を持てるだろうか?私は持てないと思う。

私はマインドフルネスや瞑想を通して内観をすることで、自分は何者か、自分は何がしたいのかに気付きやすくなると信じている。だからこそいつか、マインドフルネスや瞑想のワークショップを作って、自分の経験と共に「自分のやりたいことに気づく」きっかけづくりをするつもりだ。

でも一体どうすれば良いのか。堂々巡りになっているところへ『スタンフォード大学 マインドフルネス教室』(スティーヴン・マーフィ重松著、講談社)の第3章「本当の自分(Authenticity)」が良い示唆を与えてくれた。

第3章を読み始めて早々に、著者は次のように述べた。

自己の追及というテーマをより広い視野から考えてもらえるように、このような警告をすることもある。君らが何者であるか自分でわからないなら、誰かが君が何者かを決めてしまうかもしれない。だから自分でわかっていなくてはいけない。私たちは他の誰も知り得ない何かを自分について知っているのだから、その誰かの考えは必ず間違っている。もちろん、自分で気づかない部分が周りに見えているということもあるが、いつだって自分だけに聞こえる、自分は何者であるかを告げる心の中の声があるはずだ。偽りのない、本当の自己を発見することこそが君たちの課題だ。自己認識をますます高め、自分の強みや限界を踏まえた人生の目的を見つける旅を、やめてはいけないと伝えている。

まずは「自分を知る」ということ。自分はどう思っているのか、どんな感情なのか、何を食べ、何が好きなのか。一番身近な存在で、「今」に足を下ろしていなければ一番わからない存在。それが自分。

次回は第3章から得られた知見について、もう少し詳しく述べてみよう。

2. 今日の瞑想〜2022.1.21 Fri 5:25〜(20min)

眠い。最近睡眠不足なのかとても毎朝とても眠い。眠いままなりに瞑想を開始する。

今日の瞑想音楽はこれ。

呼吸瞑想からスタート。昨日もそうだったが、今日も眠くてなかなか呼吸に集中できない。昨日よりはマシだが、今日も集中できていないのがわかる。

次第に眠たくなってきて、意識が遠くなっていく…。と、そこで気づいて再び呼吸に意識を向けるようにしてみる。意識を向けつつ、身体の力を抜いていく。

これの繰り返し。ちゃんとできているのかどうか観察をしているうちに終了。多分、最近睡眠時間が足りていないということなのだろう。この週末はしっかり寝るとしましょう。

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