見出し画像

めいそう日記Ver2〜Day268:身近なものを歌にする


1. 瞑想小咄〜身近なものを歌にする

何かを作ろうと思った時、ついつい身構えてしまうものだ。「いい作品を作ろう」そう思うからこそ、作り始めるための第一歩を踏み出すことが結構大変だったりする。

また、「いい作品を作りたい」と思うからこそ、ついつい身の丈に合わず、背伸びをした作品を作ろうとしてしまうことがある。技巧を凝らして、工夫を凝らして。唯一無二の自分だけの何かを作ろうと思うと、なんだかチグハグな感じがして、結局相手に伝わらないような作品になってしまうことがある。

以前から何度か記事にしているのだけれども、私は俳句を作ることを趣味の一つとしている。と言っても、1ヶ月の間に多くて10句作る程度なので、そこまで熱心にやっているわけではないのだが。

さて、俳句を作り始めてみてもう1年以上が経つ。俳句を学び始める前は、俳句を作ることに抵抗があった。わずか17音の中で自分の気持ちを表現することの難しさを感じていたからだ。そして、俳句を作ろうと思うと、つい良いものを作ろうという下心が生まれてしまう。

けれども、月に1回句会に参加する中で、先生の話を聞いたり、添削をしてもらったりする中で少しずつコツがわかってきた。俳句を作る上で大切なことは、「身近なことを歌にする」ということなのだそうだ。

この話題については、以前にも何度か記事にしたことがあったと思う。今回、旅先で俳句を作ってみようという気持ちになり、あらためてこのことを思い出したので、それを記事にしようと思った。

旅先に行くと、いつもと違う日常が待っている。非日常の世界では、新しい体験をする機会があるため、必然的に記憶や心に残るような体験をすることが多い。それを俳句にしようと思うわけだけれども。私は個人的に写生的な俳句を詠むのがあまり得意ではないような気がする。

とはいえ、せっかくの旅先で見た光景。いつもとは違う光景を交えつつ、自分に引き付けて、身近なことを題材にした俳句を詠んでみたいと思った。その場ではうまく俳句にまとまらなかったけれども、なんとなく題材にしたいと思えるようなことはあったため、後ほど歳時記を眺めながら俳句にしてみたいと思う。

前回の句会で、先生が作家さんだったか、脚本家だったか。それなりに著名な方の話を例に挙げてくれた。人間、人生の中で一度は傑作を描くことができる。それは、自分の身近なことを題材にすることだ、と。

100人が同じ景色を見たとする。写生的な俳句を詠もうと思ったら、ある程度似たような句が生まれる可能性がある。しかし、そこに自分の身近なことや自分の気持ちも込めることができたら、自分だけの唯一無二の俳句を作ることができる。先生が教えてくれた言葉は、ひょっとしたらこのことを伝えたかったのではないだろうか。

自分の身近にあるものは、誰にも真似をすることができない。つまり、自分が何気なく生きている日常というものが、とても価値があるものであり、尊いものであるということなのだろう。そんな、特別な「毎日」を、大切にしていきたいものだ。

2. 今日の瞑想〜2024.4.30 Tue 6:00〜(15min)

連休の中日にあたる今日。休みの人もいるだろうし、そうじゃない人もいる。私はそうじゃない方なので、今日はお仕事。今日1日を頑張るためにも瞑想しよう。

今日の瞑想音楽はこれ。

姿勢を整えて座る。音楽を聴きながら、意識は深く内側へ。時折雑念も混じるけれども、今日は比較的集中できている感じがする。雑念に意識を持っていかれないように、内側へと意識を向ける。集中して瞑想に臨めた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?