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自分を企画、できていますか? –アートとコピー第1回–

広告業界を超えて活躍する
最強のコンビを、ここから。

2023年3月4日(土)、コピーライター養成講座「アートとコピー」第3期がスタートしました。
コピーライターの阿部広太郎さんが講師を務められ、コピーライター枠(コピー生)と、デザイナー・アートディレクター枠(アート生)が毎課題ペアを組み、クリエイティブを作り上げていく。
そしてここで出会った仲間たちが講座を超え、公募や実務、ひいては業界を超えて活躍していく。他にはない講座です。

はじまった、超本気の8ヶ月。

とてもありがたいことに、コピー生としてこの「アートとコピー」を受講することとなりました。
間違いなく人生のターニングポイントになるこの8ヶ月のことを、自分のために、一緒に取り組むパートナーに、そして未来に出会う4期のみなさんに。感想をしたためていきたいと思います。

ポートフォリオは「自分の企画書」である。

初回講義は応募時に提出した「ポートフォリオ」について。

出自、活動の源泉、未来への想いをコピーで一本化する

ポートフォリオの規定枚数はPDF10枚、
これまで作ってきたものや活動、そして講座にかける想いについて
「伝えるために作る人に、なりたい。」
というコピーを起点に構成しました。

ポートフォリオ最後のページ

人に見てもらって、見える自分がある。

提出前、ポートフォリオを友人に見せました。自分の内面を曝け出しているようで、見せている間は心拍数急上昇、健康診断中だったら再検査になるくらいだったかもしれません。
でも、そのくらい「内面を見せるもの」でないといけない。言えなかった、恥ずかしかったから書かなかったで後悔するのは嫌だと思っていました。
伝わることの方が大切だから、もっといいものを作りたいから。
その過程にある緊張や恐れなんて、そんなの全然怖くないんだ。と。

友人から受けたフィードバック、それは
「むすびめさんの行動力は絶対伝えた方がい
いよ」
ということでした。

私を突き動かす「異様な行動力」

「え・・・それいいことなの!?」開口一番に答えていました。

「異様な行動力とそこからの発見はむすびめさんの武器」
昨年参加したコピーライター養成講座の恩師の方からいただいた言葉です。

課題に入り込むには、自分が体験するしかない。その場所に行き、その行動をし、そこで感じる五感をキャッチアップしていく。
自分がまだまだだから、全力で取り組んだ。そんな自信のなさから生まれた行動力がいつか武器になっていきました。
アートとコピーでも、誰よりも足を動かす人になります。必ず。

できなかったことはマイナスでなく、未来のプラスになる

魅力あふれる同期のポートフォリオと、阿部さんの講義で直面した自身の課題もたくさんありました。例えば、

①1枚目から、会いたいと思わせるインパクト

私のポートフォリオの1枚目は顔写真と経歴。何とも形式ばっている・・・。
たくさんのポートフォリオが見られるなかで、1枚目で興味を引かれなかったらそれ以上を読まれることはなく、他大勢に埋もれてしまいます。今回は、受講者多数による選考ということですべてのページを見ていただく機会に恵まれましたが、人が読んでくれる前提というのはどの仕事においてもあり得ない、と日々心得てたはずなのに・・・!なぜ自分のポートフォリオは読んでいただける前提だったんだろう!!

その人の時間をもらっていること、そしてその時間を「読んでよかったな」にしていくこと。それは書き手に委ねられていることを肝に銘じたいと思います。
同期のポートフォリオには、1枚目から忘れられないインパクトがある方もたくさんいらっしゃり、私にとって大きな学びがありました。

阿部さんに教えていただいた「伝わるとは、思い出せるということ」。
私は思い出せる人になっていたか。自信を持ってはい!と言えるものではなかったなと思います。(ということで前向きに!ポートフォリオをブラッシュアップ中!です!!)

②書きすぎない、引き算して書く

もっと洗練されたポートフォリオにしたいのに、文字が多い・・・!
と思いながら、どの想いもあますことなく伝えたい…の私サイドの都合との戦いでした。
これはコピーにも言えることですが、より簡潔に伝える努力がもっと必要だなと思っています。

人生は「自分を企画すること」なのかもしれない

今回、自分の企画書であるポートフォリオの講義を受け、ふと頭をよぎったのは「何だか、人生って企画みたいだな」ということでした。
目指す方向があって、それに向かって何をしてきたか、何をしていきたいか。0から始まるものもあるし、これまでの武器を使って勝負することもある。
自分の人生をどう企てられるか。一生をかけて考え続けるって楽しいなと思っています。

やっぱりデザイナーさんはすごい!!

余談ですが、この記事のタイトルバナー、どんなデザインにしようか、うむむ・・・と何度も試行錯誤を繰り返した結果、結局シンプルに落ち着きました。
目を引くフォントや配色、記事内容にあわせたビジュアルづくりなど、イメージが理想通りにアウトプットできず・・・
デ、デザイナーさんってやっぱりすごい!!
その目も養いたいと、改めて感じたのでした。

いよいよ講座が始まりました。第2回はいよいよデザイナー・アートディレクターの方とのチームアップによる制作です。
阿部さんから3期生へのエール、宣伝会議さんのフォローアップ、そして2期生のみなさんの熱いメッセージ(ありがとうございます!!)を胸に
「私たちの企画」に挑戦していきたいと思います。

同期の皆さん!!よろしくお願いします!!!!!!!


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