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変容しながら進みたい

わりと世の中のあれこれって流動的です。
私なんて、しょっちゅう仕事中
「納期には変動がございます」なんて説明して
ますよ。
ハードもソフトもずっと同じものを使う人も
いますが、それらはかなり変わります。
さまざまなものが常に変化し続けます。
人と人との関係も同じです。

何かをきっかけに疎遠になる人
気がつくとずっと同じ距離感で長く付き合いの
ある人
友人だったのにいつの間にか家族になった人

そういうのって自分の力でどうにかする部分も
なくはないですが、私はわりと頑張りません。
こういうのって頑張って維持するものではない
ですから。
気がつくと友人はほぼいません。
余裕で片手で数えられます。

朝、気がつくとメッセージが届いていました。

“手元にある本を手放したくない
すきなものの特集だったし
先輩が表紙になっていたから”

そんな内容でした。
この人は友人のような、そうではないような
不思議な存在です。

幾度も関係を絶てる瞬間はあったのに
今でも連絡を取ることをやめようと思えば
できるのに、しません。 

常にいつかさよならする時が来るのだと
ずっとそのことばかり考えながら、この人の
言葉を受けとめます。

“いつか”を待つのが嫌なのですが、
今回でいえば故郷を大切にしたい気持ち、
母校を想う気持ち、すきなものをすきでいたい
気持ち、そういう話をされた時に何故か絶妙に
今の位置から動きたくなくなるのです。

変わっていいのです。
変化が常に進化であることを願いつつ
そうではない変化があることを認めつつ
まわりながら結果として遠くへ進めたならば。

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