夢を見たくない

悪夢から目覚めて動悸が……というのは創作などでお決まりのパターンですし、私自身ももちろん経験があります。

じゃあ、楽しい夢を見られたら良いかというとそんなことはなくて、起きたときに現実とのギャップに苦しめられます。

私が見る「楽しい夢」はたいてい中学～大学時代の戻れない過去の夢です。その頃が客観的に見て充実した人生を送れていたかどうかは微妙ところですが、とにかく気楽だった時期です。
当時は、将来のことも考えず、なんとなく毎日を生きていたような気がします。

高校時代に戻って、当時の友人と自転車で通学路を駆け抜ける夢を今日は見ました。他にもなにかあったかもしれませんが、よく覚えていません。とにかく、自分にとっては「楽しい夢」でした。
目覚めた後はひどい虚無感に襲われます。

夢の中で、今現在関わっている人たちと楽しい時間を過ごすことができたり、現在の生活の延長線上にある楽しい将来を見たりできれば、多幸感に包まれながら起きられるような気がします。「気がします」というのはそういう経験が無いからです。

夢の中でくらい、戻れない過去のことを引きづらないようにしたいのですが、どうしたら良いんでしょうね。
夢を自由自在にコントロールできる時代になってほしいです。