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月間研究報告_02_7月・8月度振り返り_月別テーマ_「いちょうホールロビーコンサート公演レポ&私が音楽で叶えたいこと」

◆「研究員制度」の趣旨について


下記リンク先より概要がご覧いただけます。

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。

https://hosting.lancers.jp/lp/lab_researcher/

怒涛の7月を乗り越え、気づけば8月に突入!

暑さで自律神経のバランスが崩れたのか、すっかり更新が遅れてしまいました汗

そんな時、

「研究員としての最終目標は”研究報告書”を書くこと。途中で変更しても、休んでもいいー」

この言葉を思い出し、普段なら100⇄0思考で「もうダメだ・・・」となってしまうところをなんとか持ち堪えました!

それでは、今回も以下の手順で振り返り&目標設定を行っていきます!
(なんだかセルフコーチングみたい・・・!)

(引用)各月の振り返りの手順は以下の通りです。

〈記事前半〉
①月間振り返りパート
・今月の目標
・今月の活動内容(上・中・下旬)
・得られた知見、成果
・来月の目標、月間テーマの発表

〈記事後半〉
②月間テーマパート
・今月のテーマ
・今月の取り組み
・得られた知見、成果
・今後

【①月間振り返りパート】

・今月(7月)の目標「いちょうホールロビーコンサートを成功させる!」

・今月の活動内容

〈7月〉
・いちょうホールロビーコンサート出演
・カリンバ協会 代表様と電話面談(?)
・LAB7月定例参加
・バードライフアドバイザー認定講座 受講

〈8月〉
・心理カウンセリング&コーチング1級1日講座 受講
・あたらぼ&くりらぼ夏祭り出店(予定)

いちょうホールロビーコンサートより 撮影:あっきー(Instagram:@akkie_127)


・得られた知見、成果

まず、こうして活動内容を書き出してみると、さまざまなことに挑戦した2ヶ月だったなぁ、と感じます。

というのも、普段から謎の焦燥感に駆られることが多く、自分は何もしていないんじゃないか、もっとできることがあったんじゃないか、今サボっていると後で大変なことになるんじゃないか・・・

などなど。

他人に対しては働き方改革だの、自分に優しくしましょうだの、頑張り続けるために休むことも必要ですよ、なんて女神のように語り掛けられるのに、自分自身に対しては常にいじめ抜いてしまうんですよね・・・。しかも自覚なく。

そこで振り返りの作業が大変重要になってくるかな、と感じています。

自分はこんなにたくさんのことができたんだ!、とか何もやっていない訳ではなかった、と客観的に俯瞰することができますし、目標に対して行動がぶれていないか、軌道修正の機会にもなります。

さて、今回得られた知見・成果ですが、今回は、「いちょうホールロビーコンサート」「バードライフアドバイザー認定講座」「心理カウンセリング&コーチング1級1日講座」にフォーカスして考えてみます。

〈知見・成果〉
「いちょうホールロビーコンサート」
・小規模コンサートの企画〜開催までの流れを体験することができた。
・集客やPR方法について工夫することができた。

「バードライフアドバイザー認定講座」
・”鳥と私が幸せになる”について考えることができた。
・鳥飼育においても、高齢化や資金面での問題が、鳥を手放すきっかけとなっていることを痛感した。

「心理カウンセリング&コーチング1級1日講座」
・コーチングにとって大切にしたいのが「受容」と「傾聴」。
・あるべき姿”ビジョン”を明確にし、その上で今ある現状とのギャップを考える→今やるべきことが見えてくる。

特に、心理カウンセリング&コーチングの講座では、自分がどうあるべきか、どうして行きたいか迷っていたタイミングで、たくさんの気づきを得ることができました。
過去を癒し、現状を受け入れて、未来を構築する、そんなふうに、目標達成に向けて行動して行きたいなと思いました。

今回私がお世話になった団体のリンクはこちら↓
●いちょうホール 八王子市芸術文化会館 ロビーコンサート
●認定NPO法人TSUBASA バードライフアドバイザー認定講座
●日本コミュニケーショントレーナー協会 心理カウンセリング1級&コーチング1級W資格取得コース

・来月の目標

※私物

「おてがるカリンバ協会 認定講師の資格を取る!」

ここまで、お読みいただいた方の中には、私が単なる資格武装の資格マニアか何かだと思われるかもしれません。
実際、私自身が一番そうなることを危惧しています(笑)

でも、先日のコーチングセッションの中で、
「一見意味がない、関係がない、と思われることでも必ずあなたの中で点と点が線で繋がって、これはやるべきことだったんだと思う時が来るよ。」
と受講生の仲間に仰っていただき、そういう考え方もあるのかもしれないな、と感じました。

来月(9月)に目指す資格は、この後お話する”私が音楽で叶えたいこと”にも通ずるもの。そう信じて、学んでいきたいと思います。

【②月間テーマパート】

・今月のテーマ「いちょうホールロビーコンサート公演レポ&私が音楽で叶えたいこと」

いちょうホールロビーコンサートより 撮影:あっきー


・今月の取り組み

いちょうホールロビーコンサートへの出演、バードライフアドバイザー、心理カウンセリング&コーチング資格取得・・・

今回は、音楽家・演奏家として私にとっては大きな一歩となる単独でのロビーコンサートへ初出演しました。

その上で、この先、自分は音楽で何がしたいのか

この疑問の答えを探すために、各種資格取得のための講座を受講しました。

まずは、今回のロビーコンサート出演の経緯、開催までの流れを振り返ってみましょう。

2022年4月より、ピアニストとして、演奏活動の本格始動を試みる。
12月に自主企画ライブを決定し、それに向けて練習用の本番が欲しいな、と考える。
〈条件〉
・入場無料で開催ができること。
・単独で出演し、演奏・進行共に自分達で行えること。
・チラシ・プログラム作成、広報活動を自分たちで行えること。

自主企画ライブ開催にあたり、上記条件のスキルアップにつながる本番としていちょうホールロビーコンサートへ応募。

選考・出演決定
テーマ・プログラムの決定
配布用プログラム作成
告知(※1ヶ月前〜)

カメラマン・スタッフ様とのやりとり
リハ・撮影
本番
終演

今回、私にとって最大の目的は「経験してみること」でした。

いくら机上で知識を積み重ねても、たった一度の経験に勝るものはない、と当初から考えていました。

実際、上記のような流れがあることは噂に聞いていましたが、それを自分一人で行う、というのは想像以上に大変でもありました。

私の場合、普段平日フルタイム出社で派遣社員として働きながら、終業後・休日を利用して準備を進めることになるのですが、現時点で世間から見れば私の音楽活動はただの趣味。

働きながら、趣味も楽しんでいて素敵だね

そんなふうに、その程度に思われてしまうのです。

それが最初は悔しくて。
私はどちらも仕事として、パラレルワーカーになりたいのに!
どちらもそれだけの責任感を持ってやっているのに!

しかし、そこで私はなんのために音楽を再開したのか、音楽で何がしたいのか、という疑問が湧き上がります。

すごい人、として認められたい?褒められたい?
もちろんそれもあります。

でもこのままでは、パラレルワーカーを名乗るにしても、音楽家・演奏家を名乗るにしても中途半端だな、と感じたのです。

自主企画 #音楽家・演奏家の新しい働き方実験  を進める中で、音楽で得る対価、収入についてもずっと考えてきました。

今のままでは、収入に結びつく様子はありません。
仮に収入が生まれたとしても、それは一時的にごくわずかで、持続性があるものとは思えない。

安定して収入を得るために、指導の分野も考えるようになりました。
ライブや演奏会と比較して、指導はサービスを時間単位で売り、顧客は演奏技術の向上という形でメリットを得ます。
あくまで私の主観ですが、演奏活動より、指導の方が報酬として換算しやすいなと思いました。

しかし、一流の演奏家と一流の指導者は全くの別物

演奏家としてうまくいかないから指導者に転向しよう、などという簡単な話ではないのです。

そもそも私が指導者の仕事をする機会は、今まで何度かありましたが、それでも指導の道を選ばなかったのには、理由があります。

それは・・・

コンクールのための指導をしたくなかったからー

これに尽きます。

コンクールは楽しいです。
予選に通過できなくて悔し涙を流したり、一位通過して喜んだり、目の前の結果に一喜一憂しながら、演奏技術も比例して高まっていく、絶好の機会だと、それは今でもそう感じます。

でもコンクールの世界に飲まれれば飲まれるほど、音楽そのものを楽しめなくなってしまう。

それはコンクールだけでなく、発表会など上達を目指すものなら全て当てはまると思います。

目の前に生徒ちゃんがいて、後ろに親御さんがいて、その後ろにさらにおじいちゃん・おばあちゃん、ご親戚、近所の方・・・

みんなが生徒ちゃんの上達を期待し、応援し、生徒ちゃんもそれに応えようとする。

素晴らしいことです。
でも、私は、「あなたはどう弾きたい?」「どう感じる?」

そういう指導がしたい。

生徒ちゃんはみんなの期待に答えるために”正解”を考えます。
親御さん含め、指導者にも”正解”が求められる。

「先生、どういうふうに弾いたら、コンクールで良い成績が取れますか?」

こんな質問を耳にしたことがありますが、私の答えはこう。

確かにコンクール向き、と言われる演奏はありますが、それが良い演奏とは限りません。
良い成績とはなんですか?
良い演奏とはなんですか?
あなたにとっては、コンクールとはなんのために受けるものですか?

その答えが、その質問の答えになると思います。

↑こういう無駄に頑固な考えを持っていたものですから、アルバイト先の音楽教室はクビになり(笑)、某大手音楽教室の採用試験は見送りました。

・得られた知見、成果

さて、熱く語ってしましましたが、ロビーコンサートの話に戻ります。

今回、ピアニストとして演奏活動を生業としていく未来を、今までよりほんの少しだけ具体的に思い描いたことで、前述のように色々と思うところがありました。

私は、音楽で何がしたいのかー

これはピアノを再開するきっかけにもなったことですが、仮にアリーナ3万人の観客の前で演奏する機会があったとして、その全員と心通わせながら音楽ができるでしょうか?
有名になったり、持て囃されたりすること以上に、私は、

目の前の一人のお客さんと心でつながっていたい

お誕生日に、ハッピーバーズデーの曲を弾いて、涙を流して喜んでくれた人、
コンサート後に残って、感動を伝えてくれた人、

私は、そういう方達と心でつながる音楽がしたいし、演奏者と聴衆、という立場に限らず先生と生徒としてもこの関係が成り立つのではないかと考えます。

私は、今回のロビーコンサートを通して、誰かが私の演奏に感動してくれる、という感動体験、そして各種資格取得講座を通して人の心に寄り添う素晴らしさを感じる体験を得ました。

・今後

ロビーコンサート、バードライフアドバイザー、心理カウンセリング&コーチンング講座受講を終了して、改めて

私は、音楽で何がしたいのかー

を考えます。

演奏?指導?福祉?

・音楽を通して心の繋がりを大切にしたい
・音楽で、家でも職場でもない”サードプレイス”を作りたい

これが私のの答えです。

私が大切にしたい想いと、もともと得意とする分野を活かして、癒しと安らぎのサードプレイスになるような場所を、これから作っていきたいと思います!

もちろん、演奏活動は続けますし、実現に向けてもろもろ手配をとっています。

あるべき姿、ビジョンが少しだけ明確になったからこそ、今思い切り動き出せる、そんな感覚があります。



最後に。

近年、思いもよらない悲しい出来事、災害、事件がたくさん起きています。

そんな中でも、そんなこと知ったこっちゃない、と言わんばかりに家事・育児・仕事・・・

私たちは日々やるべきことで溢れています。

心が置いてけぼりになった感覚があったら、それはチャンスです。

自分の心を取り戻して、立ち止まって、今この瞬間を味わいませんか?

私が一番苦手で、できるようになりたいことの一つです。

いちょうホールロビーコンサートより 撮影:あっきー


written by:あ や か|Ayaka Kobuse

●Twitter:あ や か|Ayaka Kobuse
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