見出し画像

「聴く」という漢字が好きな理由

私は、メールや文章を書くときに、どうにも「聞く」という文字がしっくりこなくて、「聴く」を好んで使っています。

「聴」という漢字。

分解してみると左辺は「耳」
右辺は「十」「四」「心」
という字で出来ています。

これは、耳でただキクだけでなく、
心でキクときに使われることを表してます。

関係ないですが、耳って不思議な形ですね。

「14の心」

気になるので、調べてみました。

■仏教
八正道(はっしょうどう)と、六波羅蜜(ろっぱらみつ)または
六道(ろくどう)の心得を足して、8プラス6で14になる。

 八正道:正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定
 六波羅蜜多:布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧
 六道:天道、人間道、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道

■年齢
14歳の時の心で傾聴する。
つまり、純粋な気持ちで聴きましょうという意味。

■プラスの解釈
「+目」「+心」という意味です。
漢字を分解すると、「耳」 +「 十 「 四(目) 心」になるので、
「耳」だけでなく、「目」と「心」で、聴くという意味。

結果、いろいろな捉え方があり正解はないみたいです。
ただ、どれもひとつの漢字に込められた意味としては素敵ですね。
そして、日本人は聴覚というものに、本来の役割以上のものを見いだしているのに気付きました。

音楽だけでなく、心を傾けてキクものは、
これからも「聴く」と表現しようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?