見出し画像

グルグルを抜け出し前に進みたいとき、槇原敬之さんのアルバム『宜候(ようそろ)』を聴いてほしい

やりたいこと、やらなきゃいけないことがあるのに、、

グルグルしているだけで、なかなか前に進めない。

そんなときってありませんか?

そんなときに聴いてほしいのが、槇原敬之さんのニューアルバム『宜候(ようそろ)』。

約1年の活動自粛を経て、マッキーこと槇原敬之さんがリリースしたニューアルバムです。

それにしても、、

『宜候』とはどういう意味なのでしょうか?

『宜候(ようそろ)』とは、針路に向けて船を直進させる航海用語。

まさしく、前に向かって進みだすイメージ。

そんなタイトルにふさわしい、マッキーの再出航への想いがつまったニューアルバムだといえます!

〈 タワレコ京都店の様子 〉

画像1

アルバムは全体を通して、「人生を前に踏み出す」というテーマに貫かれているような作品。

最初、

1曲目の「introduction 〜 東京の蕾 〜」は始まりを告げる曲。

歌詞に、

「この星のこの時代に君は生まれてきた。さぁ冒険の始まり」

とあります。

航海の始まりを告げる楽曲です。

〈 introduction 〜 東京の蕾 〜 〉

2曲目の「ハロー!トウキョウ」では、故郷を離れ、初めて東京に出てきた主人公の心情を歌います。

新生活のスタート。

マッキーは、自分自身が初めて東京に出てきたときの気持ちを思い起こして、歌詞を書いたのだろうか。 

そんなことを感じます。

その後、、

恋愛や失恋、ユニークな曲もあり、マッキーワールドを存分に楽しめます。

マッキーらしさを保ちつつも、前に進む気持ちになれるアルバム。

画像2

再出航がテーマの楽曲「好きなものに変えるだけ」では、マッキーは人生を「映画」にたとえています。

人生の映画は
一度きりの上映なのに
途中で立ってしまうような
退屈なストーリーじゃダメだ

さあ 心にかけられたフィル厶が
映し出している世界が
もしも気に入らないのならば
好きなものに変えるだけ

人生は自由に作り変えていける。

そんなマッキーからのメッセージを感じます。

もしかしたら、、、

マッキー自身も、これからの人生をさらによいものにするために、人生を作り変えていこうとしているのかもしれません。

〈 好きなものに変えるだけ 〉

いよいよアルバムの終盤。

最後から2曲目の楽曲が「HOME」。

居場所

がテーマの曲。

アルバム全体は、人生の航海に旅立つというテーマですが、やはり心の「居場所」は大切ですよね。

マッキーはこの曲の中で、

「何かと引き換えにしなくても、側にいてくれると信じられる。そんな存在がいる場所をきっとHOMEと呼ぶのだろう」

と歌っています。

あなたにはとって、HOMEとはどこですか?

何も引き換えにしなくてもそばにいられる場所

何も飾らないただのあなたを愛してくれると信じられる人がいる場所

そこが心の居場所。

そういえば、

「私の居場所はどこだろう?」

私自身もときどき、公園のベンチに座ってイチョウの木を眺めながら、自分に問いかけることがあります。

というわけで、、

そんな自分の居場所について考えさせられた後、アルバムはついにフィナーレを迎えようとしています。

画像3

今回、アルバムの最後を飾るのは、アルバムのタイトルにもなっている「宜候」。

エンディングにふさわしい、再出発へのエールを送る曲。

さあ行こう
海原へ船を出すんだ
さあ行こう
大好きな歌が聞こえるよ

いよいよ出発のときですね!

この曲の最後で、、

「ヨーソロー、ヨーソロー ・・・」

と何度も叫ぶマッキーに、私は感動しました!

人生の荒波に負けずに、航海に出発しようとしているマッキーの決意でしょうか。

そんな決心が優しい歌声やメロディーで伝わってきて、胸がジーンとなります。

〈 宜候 〉

アルバム『宜候』は、このタイミングでリリースされたことにも意味があります。

マッキーはこの1年半、活動を完全に自粛していました。twitterは、2020年2月10日で止まっています。

この1年半、マッキーファンの私は、

寂しい

と思い、たまに twitterを訪れましたが、

やはり twitterは止まったまま。リツイートもできないように設定されていました。

ファンとしては寂しいですが、

反省し、完全に自粛をしているマッキーを信じて、耐えて待っていました。

そして、

この10月、自粛生活が開けて活動を再開させたマッキー。

どん底を経験したからこそ、これまで以上に人に優しくできるし、愛の大切さをより実感できる

約1年前、裁判所の法廷で、マッキーは大切なパートナーへの愛を誠実に語ったと言います。

たとえどんな状況でも、たとえ法廷でも、誠実な姿勢を崩さないマッキーの姿に、私は勇気づけられました。

どん底を乗り越えて、誠実に反省し、自粛期間を経て届けられた本アルバム。

だからこそ、しみじみとした気持ちになり、聴いていて涙がこぼれます。

そんな力を秘めたアルバム。

画像4

マッキーによるセルフ解説はこちら。マッキー自身の声で語られるセルフ解説をぜひお聴きください!

ここまで見てきたように、、、

現在のマッキーの環境も影響し、

ニューアルバム『宜候』からは、人生を前に進めようとする強いエネルギーを感じます。

マッキーの内に込められた強い意志。

そんな作品になっています。

あなたはどうですか?

どこか満たされていない日常を送っていませんか?

前に進めず、グルグルしていませんか?

そんなときは、

アルバム『宜候』を聴いて、どうか心に勇気を注入してください。

優しく柔らかな歌声やメロディーに癒やされてください。

きっと、やりたい人生を歩むために、前に一歩踏み出せるはず。

私も前を向いて進みます!!

■執筆者 : 松岡学

■ 私の電子書籍

桜からハナミズキに移り変わる季節に、
電子書籍が出版されました!

大切なパートナーと幸せになれるような、
アドラー心理学のエッセンスを詰め込んだ電子書籍。

タイトルは、

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス 〜大切な人と幸せになるアドラー心理学〜』

電子書籍は、こちらから。

あなたがキララな人生を送れますように。

■音楽のかからない音楽番組 

青森でFMラジオのパーソナリティをされているくわっちと一緒にやっているラジオ風 you tube番組です!

お互いに好きな曲を紹介しています。

今回の放送で「元気を出したいときに聴きたい曲は?」というコメントに対して、私は槇原敬之さんの「ミルク」、くわっちはスタレビの「星空のアリーナ」を紹介しました。

他にもいろんなアーティストのことを話しています!

ぜひ、お聴きください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?