連続投稿500日達成 ドラゴンのエッセイ 俺がジャニーズ好きになるまで①
このシリーズエッセイでは、あえて「ジャニーズ」という名称を使用させていただきます。
先日フォロワーさんから、俺がどういう経緯でジャニーズ好きになったかをエッセイで書いてほしいというリクエストを受けた。初めてエッセイの内容をリクエストされたものだから、俺はもう有頂天である。そこで、今回は俺が初めてジャニーズを認識する前後くらいから詳しく書いていこうと思う。厳密には前にも書いた記憶があるのだが、あの頃よりフォロワーさんも増えているし、改めて自分の気持ちと向き合うという意味でももう一度書いてみる。
幼少期
男の子らしくウルトラマンが大好きだったドラゴン少年。奇しくも一番好きだったのはティガだった。家にビデオテープ(時代を感じるとか言わないように!)があったからだ。他にもコスモスとか、なぜだか、ガオレンジャーもあったな。しかしこの時は、ウルトラマンが人間から変身するものだということも分かっていない。家にあったビデオというのが、ウルトラマンと怪獣の戦闘シーンだけをハイライト的に集めたものだったから。従ってティガに変身するのがV6(現在では20th Century)の長野博くんだということも、その時は知る由もない。
もうひとつ朧げに記憶にあるのが、SMAPの「世界にひとつだけの花」がリアルタイムで大ヒットしていたこと。当時幼稚園児だった俺でも認識できるくらいの大ヒットだった。しかしこの時点ではまだSMAPという名前も知らない。変化が起きるのは2009年、俺が10歳の時だ。
嵐との出会い
2009年の3月に実写映画「ヤッターマン」が公開された。主演は嵐の櫻井翔くんで、主題歌は嵐の「Believe」だった。この時が俺と嵐との出会いだった。
もっともこの時はまだ、櫻井翔くんという個人と嵐という音楽グループを別々に認識しただけだった。彼が嵐のメンバーで、嵐が5人組だということを知るのはさらに1年後である。
この頃にはすでに松本潤くんのことは知っていた。当時は朝からドラマの再放送がやっている時代で、夏休み中に「花より男子」を見ていたからだ(ただし「道明寺司」という人だと思っている)。
運命の瞬間
2010年、俺にとって運命の瞬間がやってきた。嵐の冠番組「嵐にしやがれ」が始まったのである。
小学生の俺の興味は、その前の時間帯にスタートするドラマ「怪物くん」の方にあった。学校から帰ってきてテレビをつけたら怪物くんのアニメが再放送されていて(ドラマの宣伝だったと思われる)、それを見るのが楽しみだった。
そんな時、ドラマの事前番組があることを知った。当時は今以上に早寝早起きだったので、ドラマ本編を見ることは諦めていた。だからせめて事前番組は見なければ! と思ってテレビの前に座った。
すると、画面にはあのヤッターマン1号と道明寺司の姿が。よく見てみると怪物くんの人もいるぞ? と俺は大混乱だった。その事前番組は「嵐にしやがれ」の宣伝も兼ねていたのだ。俺はそこで初めて、1号と道明寺と怪物くんが同じグループだったことを知るのである。
ここで終わっていれば、今ほどどっぷり浸かることはなかったかもしれない。なんとその番組で怪物くんの主題歌「Monster」が披露されたのだ(確かテレビ初パフォーマンスだったはず)。嵐に詳しくなった今でも、あれほどカッコいいパフォーマンスは思いつかない。そういうレベルで感動した。雷に打たれるような衝撃とはこのことである。ここから俺と嵐の14年が始まる。
そこからは早かった。俺が嵐にハマったことを聞きつけた母の友人が、当時出ていたベストアルバムと「Monster」のシングル、さらに最新アルバム「僕の見ている風景」をプレゼントしてくれたのである。3枚合計で53曲もの嵐楽曲を一気に聴いた俺は、もう戻れなくなっていた。
ちなみにその母の友人は、TOKIOや郷ひろみさんのアルバムもくれた。特にTOKIOのやつは「宙船」が収録されているオリジナルアルバムと、バンドのデビュー10周年を記念して作られたカバーアルバム「TOK10」だった。このアルバム、メンバー全員が楽曲ごとに均等にメインボーカルを取っている上に、初代ジャニーズからKinKi Kidsまでのほぼすべてのグループの歴史が辿れるのでTOKIOファン以外の方にもおすすめです。
次回予告
今回はここまで。結構な分量書いたが、俺とジャニーズの歴史はまだまだ始まったばかりだ。だって「僕の見ている風景」がリリースされた時俺はまだ11歳だもの。そしてまだ、SMAPもNEWSも関ジャニ∞も認識してないもの。
というわけで、エッセイはしばらくこの話題でいきます! そうです。冒頭でも言ったように、初めてリクエストを受け付けられて浮き足立っております(笑)。
他の企画の進行もあるので不定期更新にはなると思いますが、楽しみにしてくれている友人のためにも現在までのことは書くつもりです。
さて次回は、中学時代編をお送りします!
ざっくり言うと、定期的に嵐の作品を買ってもらえるようになったり、初めてライブDVDなるものを見たりした頃である。嵐以外のグループについても徐々に認識し始めた頃なので、今回より多少文字数が増えるかもしれないが、飽きずに読んでもらえたら嬉しい。