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夏休み作曲コンクール〈リコーダーメロディの作り方2.〉リズムと構成を真似して作ってみよう!

前回は、タイトルから音の上がり下がりを作って
メロディにまとめてみましたが、
今回は、構成とリズムを、既存の曲のものを
マネて作るパターンに挑戦します。

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メロディを作る方法はたくさんあります。
この夏は2つご紹介します。

もうひとつ動画を作ろうとしましたが、
綺麗に撮れないし、不慣れな編集作業に時間ばかりかかるので、
途中であきらめました😂

今日は手書きですが、がんばってお伝えしますね。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆


「音はなんとなく入れられるけど、リズムが難しい。」
こんな声をたまに耳にします。

OK!
そんな子にピッタリの作曲の方法があります。


まず、リコーダーのメロディくらいの長さになりそうな
譜面を探します。 家にあるピアノのテキストでもいいし、
学校の教科書でもいいと思います。2年~4年とか。

大体8~16小節。

次に、A,A’BA'の構成になっているものを探します。
それぞれ4小節ずつのを探します。
(構成はとても大切で、構成がしっかりしていると
聴きやすくしまった曲ができます。)
文章の、起承転結と同じです。
私は、ピアノテキストの中から、2曲選んでみました。

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まずはこれ、アメリカ民謡なので、詠み人知らずでいいですね。
すいかの名産地ってどこ?って思わず突っ込みたくなりましたが、
案外タイトルって、つけたもん勝ちかも?

薄く鉛筆で横に書いていますが、上の段がA、その下がA’、
よく似たメロディです。
3段目の4小節はB.全然違ったメロディで、曲でいうサビ部分です。
少し高い音を使って盛り上げましょう。

最後はまたA’
2段目と同じです。

左手は無視して、右手のメロディだけ見ます。


もうひとつ見つけました。

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これもアメリカ民謡です。
上の曲と同じ、タイトルはつけたもん勝ち?笑

これはAとA’で1番が出来てて、2回繰り返して
16小節の曲にしています。
可愛らしい曲です。

夏休みの宿題の選考基準がよくわからないのですが、
こんなのもいいですね。

で、私は、一つ目の「すいかの名産地」の構成を
マネします。
AA'BA' にします。

それから、リズムは、バケツの穴をマネします。
3拍子にします。

2つ、合体させて、『ぶらんこ』という曲を作ります。

(あくまでも今年は遊具にこだわる笑)

みんなは何でもいいですよ。
ホントに、言葉もタイトルも、イメージも、
無限に転がっています。

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はい、できました。

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ブランコのSwing感と、Bメロは、だんだん大きく
揺れて、高くなるところを表現しました。


よかったら参考にしてください。

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ここまできたらついでなので、
歌詞をつけて提出する方のヒントも少し。

これもたくさん方法があるのですが、
まずは歌詞を書いてみる。
ザックリとでいいので、何を書くかの方向性を決めて。

学校からのプリントには、なりたい職業とか目標、憧れ、
って書いてありました。う~ん。。
まあ、自由に書いてみましょう。


私も高学年になったつもりで、ササっと書いてみました。
優等生風に。
子どもたちの方が上手いかな?😄 


つながるこの道 明日へと続く
君とならずっと 歩いてゆける
笑いあって 励ましあって

うれしい時はジャンプして
悲しい時は うずくまっていい
どんな時も支え合える
きっと友達ってこういうことだ

広がるこの道 未来へと続く
君だからいっしょに 歩いてゆける
夢見あって 語りあって


夢が題材なら何でもいいと書いてあったので、
友情と互いの夢をリンクしました。

これを上でやったみたいに、メロディのもとになる
リズムを探して音を並び替えて、
最後に言葉を当てはめながら、
言葉数を増やしたり減らしたりします。

最初に作った言葉数が多いほど、音数を増やす必要が
あるので、少し手間かもしれません。

自分で最初から作れる人はそれでOKです。
歌を入れるので、24小節に挑戦してみましょう!


私の歌詞なら、8,8,8の24の構成です。
真ん中の8小節をサビと考えて、少し盛り上がりをつけます。

ではみんな、がんばってねー😄

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動画付きの記事です↓




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