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音楽話

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投稿のメインです。自分の好きな音楽を勝手気ままに取り上げ、紹介していきます。
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#STANDARD

(音楽話)89: Peggy Lee “Black Coffee” (1953)

(音楽話)89: Peggy Lee “Black Coffee” (1953)

【前向きなヤサグレ】

Peggy Lee “Black Coffee” (1953)Peggy Lee、本名Norma Deloris Egstrom。70年ものキャリアを誇った大御所シンガー。

1920年米国ノース・ダコタ州ジェームズタウンで、北欧系両親の下に誕生。カリフォルニアで働きながらデビューのチャンスを狙っていた際、当時バンド専属の新しいシンガーを探していたBenny Goodman

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(音楽話)71: Les Paul with Anita O’Day “Is You or Is You Ain’t My Baby” (1994)

(音楽話)71: Les Paul with Anita O’Day “Is You or Is You Ain’t My Baby” (1994)

【チャーミング】

Les Paul with Anita O’Day “Is You or Is You Ain’t My Baby” (1994)

Les PaulとAnita O’Day。かたやギターの神様、エレキギターの名ブランド「Les Paul」生みの親。かたや元祖ハスキーヴォイス、「The Jezebel of Jazz/ジャズ界のイゼベル」と呼ばれたスィング歌姫。この超豪華共演を

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(音楽話)61: Joe Brown “I’ll See You in My Dreams” (2011)

(音楽話)61: Joe Brown “I’ll See You in My Dreams” (2011)

【夢の中で】

Joe Brown “I’ll See You in My Dreams” (2011)

Joe Brown。1941年英国東部のリンカンシャー生まれで、50年代に当時流行ったスキッフルを歌ってTV番組に登場、60年代は数々のレコードを制作しミュージシャンとしての才覚をあらわし、70年代はロックンロール、カントリー、ゴスペルなどなんでもアリのバンドを結成、80年代以降はクイズなど

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(音楽話)32: Andrea Bocelli and David Foster with Natalie Cole “The Christmas Song” (2009)

(音楽話)32: Andrea Bocelli and David Foster with Natalie Cole “The Christmas Song” (2009)

【だってクリスマスなんだから・その3】

Andrea Bocelli and David Foster with Natalie Cole “The Christmas Song” (2009)

クリスマス。由来や意味合いはさておき、信者であろうがなかろうが、人が人として人に優しくなれる日だと思いたい。少なくともそういう気持ちを持てる時期であってほしい。

クリスマス特集の最後は、日本では案外

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(音楽話)31: Frank Sinatra “The Christmas Waltz” (1954)

(音楽話)31: Frank Sinatra “The Christmas Waltz” (1954)

【だってクリスマスなんだから・その2】

Frank Sinatra “The Christmas Waltz” (1954)

クリスマス。由来や意味合いはさておき、信者であろうがなかろうが、人が人として人に優しくなれる日だと思いたい。少なくともそういう気持ちを持てる時期であってほしい。

イヴな今夜はFrank Sinatraです。
クリスマス・ソングといえば超有名曲”White Christ

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(音楽話)30: Ella Fitzgerald “Frosty the Snowman” (1960)

(音楽話)30: Ella Fitzgerald “Frosty the Snowman” (1960)

【だってクリスマスなんだから・その1】

Ella Fitzgerald “Frosty the Snowman” (1960)

クリスマス。由来や意味合いはさておき、信者であろうがなかろうが、人が人として人に優しくなれる日だと思いたい。少なくともそういう気持ちを持てる時期であってほしい。

実に多くのクリスマス・ソングが存在します。ここから数日はそれらをちょっと取り上げようかと。最初はご存知E

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(音楽話)28: Diana Krall “The Look Of Love” (2002)

(音楽話)28: Diana Krall “The Look Of Love” (2002)

【愛の兆し】

Diana Krall “The Look Of Love” (2002)

現代ジャズ・ヴォーカルの最高峰のひとり、Diana Krall。Elvis Costelloと夫婦であることも有名ですが、1993年のメジャー・デビュー以降14枚のアルバム・リリースと5度のグラミー受賞という名声を得てきた、名実トップなシンガーです。

64年カナダのブリティッシュ・コロンビア州生まれ。4

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