旅の楽しみ。

どこかへ行きたいと、ふと思う。どこに行きたいだろうか。行ったことない場所がたくさんある。興味があったのに尻込みして結局行かないまま終わったところもたくさんある。もう一度行ってみたい場所もある。

行ってみたらいいではないか。

…ということで、年末を前にちょっとひとり旅。なんだか妙に気になってたので箱根に行くことにした。宿を決めただけで、他は何の予定もない。朝も何時に出るか決めてない。途中下車してもいいし、どこか街中を散策して美味しいものを食べたりしてもいい。

「自分で選んで、実行する」というただそれだけのことがとても嬉しい。

迷ったら「どっちがいい？」とちゃんと自分に聞く。ということを丁寧にやる。宿しか決めていないので、食べ歩きもしてもいいし、気になった場所に行ってもいい。何が起こってもOKというのが、ひとり旅だと自然に出来る気がする。

逆に、きっちり予定があって「これをこなさないと」みたいになる修学旅行みたいなのは、正直苦手だし嫌い。集団行動も苦手。子供の頃はこういう旅行が多くて、楽しいんだか忙しいんだか分からなかった。

自分が興味を持ち、行動し（旅に出るなど）、受け取り、味わう。その瞬間そのものが豊かなんだと思う。一瞬一瞬を感じて生きるってこういうことなんだろうなと思う。

旅のごはんが好きだ。その土地のお気に入りが出来ると何だか嬉しい。旅先で出会うお土産も好きだ。ヘンテコなのも含めて。路地裏にひっそりあるカフェとか。いつからあるの？という雑貨屋さんとか。

あと、部屋で全裸で過ごしたりとか（笑）夜中に街に出てラーメン食べたりとか、そういうのも好き。

ということは、日常生活だって、旅の途中でもいいんじゃないのか。なんで日常を切り離してしまってるんだろうか。「時間になったらこうする」とか「ご飯はこうするもの」とか。無意識にルールが多いのかもしれない。日常だって、美味しいお店を見つけに行っていいし、食べなくたっていいし、気になる場所に行っていいし、新しいものを受け入れていっていいのだ。 

人生を旅のように、喜びと発見と豊かさを感じて味わいたいと思う。

さて、今からどこに行こうかな。

（夜中に読んだ人ごめん。笑