控室って英語でなんて言うの?

ライブや演奏会に出演する時、出演している友達に会いに行く時、控室という単語がわからないと困りますよね。

さて、控室って英語でなんて言うでしょう?

待つ部屋だから waiting room ?
通じます。でも、待合室的な意味合いが強く、頻繁には使われません。

休むから rest room ?
お手洗いに案内されちゃいます…

よく使う表現は dressing room や changing room です。
着替える部屋という意味ですから、役者が衣装に着替えるというイメージですね。
ジムでの更衣室や、服屋での試着室にも使えます。

ですが、一番よく使う表現で、知らないと分からないものがあります!
ヒントは上の写真です。分かりましたか?それは…

green room !!

緑の部屋が控室ってなんで??となりますよね。
諸説あり、正確な語源は不明です。

有名な説としては、

1.ルネサンス時代にロンドンにあったBlackfriars Theatreの控室の壁が緑色に塗られていて、"the green room"と呼ばれていたから。また、当時のイギリスの劇場では役者のランクにより控室の色が湧けられていて、その中に緑の部屋もあった。

2.Richard Southernの中世の劇場に関する研究によると、当時、植物で覆われることが多かったステージはThe Greenと呼ばれていた。

3.役者の目の疲れをいやすため、控室が緑に塗られることが多かった。

4.そもそも scene room (舞台背景を置き、役者がウォームアップする部屋)から変わった。

5.本番前の役者は緊張して顔が緑色になるため。

6.昔の化粧は乾くまで時間がかかるため、乾く前の状態を新鮮という意味を込めて green と呼んだ。

7.シェイクスピアの舞台では、湿気で喉を保護するため、舞台の準備として植物を用意した。その植物を指して green。

とまあ、様々な説がありますが、歴史も長く、優に100年以上も使われている表現で、頻出です。
自分が尋ねるだけでなら"Where is dressing room?"でもいいですが、誰かに"Where is green room?"と聞かれたときに戸惑わないよう、覚えておきましょう。

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