【第1回】やさしい音楽理論~コード理論①~
こんにちは!作曲家のとーしです。
今回は作曲初心者に向けて「やさしい音楽理論」を解説していこうと思います。音楽理論という言葉を聞くと難しそうに感じてしまいますが、趣味で音楽をやっていない方にも理解しやすいように話していくので安心して下さい。
もうすでに眠くなってきた方は、コーヒーでも飲みながら簡単な読み物としてご覧になって頂ければ幸いです。それでは本題に行ってみましょう!
音楽理論は必要最低限+αで良い
これを知っているだけで音楽理論を学ぶハードルが一気に下がります。
全ての知識を覚えるのはハッキリ言って不可能です。というか僕もまだ勉強中なので初めのうちは最低限の知識さえあれば良しとしましょう。
ちなみにPOPSの楽曲を作るにあたっては小難しい事を考えるよりも、よく使われる音楽理論を実際に使いながらトライ&エラーを繰り返していくことが重要です。ここから先はさらに実践的に見ていきますよ!
1.コード理論とは
音楽に興味があり音楽理論を学びたいと思っている方のほとんどはこの部分でつまずいています。特にピアノ経験者からすれば苦手意識を持ってしまう方も多いでしょう。しかしこれはPOPSの世界で共通言語になりますので、まずはコードの読み方を解説していきます。
2.「ドレミ」をコードに置き換える前に
誰もが知っている【ドレミファソラシド】はコードに置き換えることができます。小学生の頃に音楽の授業で鍵盤ハーモニカや、リコーダーを使ったことがある方なら馴染みのある音階ですね!まずはこのドレミを英語表記にするととこうなります。
C D E F G A B
英語の羅列を見ると、急に音楽理論アレルギーが出る方いらっしゃいます。
はい僕もそうです。まずはなぜこのような表記にしたかというと、誰もが知っている【ドレミファソラシド】というのはイタリア語です。
これを単純に英語表記をすると【CDEFGAB】ということになります。
POPSの音楽理論を語るうえで、英語で表記する場合が多いのでまずはこれを覚えるところから始めていきましょう!
シー ディー イー エフ ジー エー ビー
C D E F G A B
(ド レ ミ ファ ソ ラ シ)
とりあえずこれだけは覚えてしまいましょう!
時間があるときに「シー、ディー、イー、エフ、、、」という風に唱えながら暗記でOKです。
ここである疑問が浮上します。なぜ最初の「ド」が「C」なんでしょうか。
音の並びをよく見てみると、「ラ」の音が「A」になっています。
では「ラ」を基準に順番を入れ替えてみると、、、
A B C D E F G
(ラ シ ド レ ミ ファ ソ)
アルファベットが順番どおりに並びました
なぜこうなるのかを解説すると、時代は古代ギリシャに遡ります。
当時使われていた楽器の一番低い音が現代でいう「ラ」の音だったそうです。難しい話は省きますが、なんやかんやでその後も音楽の世界では「ラ」を基準にすることが多くなり「ラ」=「A」でいいんじゃね?ってことになりました。(※詳しく知りたい方は調べてみてください)
これに関してはそう決まっている事なので、潔く受け入れましょう。
なので現代に生きる僕らはアルファベットの歌をCから歌い始めればいいわけです。普通だったら「エー、ビー、シー、ディー、イー、エフ、ジー」と歌っていきますが、
「シー、ディー、イー、エフ、ジー、エー、ビー」
C D E F G A B
(ド レ ミ ファ ソ ラ シ)
といった具合です。
それで最後の「ビー」まで行ったらまた先頭の「シー」に帰ってきます。
また覚え方のコツとして、使用するアルファベットはA~Gだけということを覚えておきましょう!
3.これが音楽理論の第一歩!
7個のアルファベットとその順番さえ覚えてしまえばあとは簡単です。
日々呪文のように唱えていれば1週間もあれば暗記出来るでしょう。
今回のブログの内容を理解できれば、これからの音楽理論の勉強も頭に入りやすくなることは間違いなしです!次回はさらに踏み込んだ内容になるのでまずはここから始めていきましょうね!
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