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【9/27阪神戦●】「優勝したヤクルト」に会いに行く

学校から帰ってくるなりむすめが「ママ!今日何時に神宮いく!?」と聞いてくる。「あ…今日さ、ママ全然仕事終わらなくて…だからおうちで観るのでもいいかなと思って…」ともごもご言うと、「…え!!!むすめちゃん今日神宮行くのすっごい楽しみにしてた!何食べよっかなとか考えてた!もう帰り道もすっごい楽しみにしてたんだけど!!」と、言う。

「優勝したあとにヤクルトに会うの楽しみにしてたの!!」と言っているのを聞いて、そうかそうだよな、今年は私が一人でヤクルトの優勝を見届けてしまったんだもんな、と思う。「わかったそしたら、むすめちゃん今日はいったん先に公文行って、ママその間にがんばって仕事終わらせるから、ちょっと遅れちゃうけどそれから行こう!」と伝えて、とにかく急いで仕事をすませる。(いつものことながら終わったわけではない。)

優勝した日、息子に「お寿司連れて行ってくれてありがとうね」というメールを送ると、息子から

「ママいつもサポートありがとう!
ママのサポートはいつも本当に力になってます❗」

と、返信があった。私はそれを読んでほんとうに泣いてしまって、そのあと優勝を見届けて泣いて、てっぱちの涙を見て泣いた。もう、泣いてばかりの一日だったのである。

「神宮で一人で泣いちゃったよ!ありがとう。」と返信してから、試合が終わってメールを開くと、「僕は今日ママからのあのメールとてっちゃんが泣いているのをみて泣いた」と、息子から返信が来ていた。

てっちゃんの涙は、小学6年生、受験真っ只中の息子の心にも響く。昔から、そんなに感情を大きく出す子ではなくて、例えば本を読んで泣いたとか、アニメを見て泣いたとか、そういうことはほとんどなかった。だけど、てっちゃんの涙では泣くのだ。リアルに、ダイレクトに、訴えかけるものがきっとそこにはあるのだろう。

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