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【8/24中日戦◯】誰かを応援することは、祈りに似ているのかもしれない

「誰にも期待されてないくらいが丁度いいのさ…」

と、今野くんの登場曲が流れる。いやいやもう、十分すぎるくらいの期待をしているよ、と、私は思う。だけど、その曲を選ぶ今野くんの気持ちが、なんだか少し、わかる気がする。それは、なんだか良いな、とも思う。


ただただひたすらに祈り続けた試合だった。幾度となくけいじくんが迎えたピンチでも、どうかここで乗り切りますように、と、手を合わせた。そのたびに、今日のけいじくんはなんとか、そのピンチを乗り切り続けた。

ここが正念場、という場面を、何度も乗り越えたのだ。(見ているこちらの胃を、もうずっと痛み付けたまま。)

それは、6.2回、122球という球数になって表れた。そこまで高津さんはピッチャーを変えなかったし、けいじくんはそれに答え続けた。私は今までに見たけいじくんの投球の中でなんだか一番、気持ちの強さというか、芯の強さのようなものを感じた。

最後の「ここをなんとか」という場面は、7回表に表れた。

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