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起業するにはまずこれをやろう

こんにちは!
先日、補助金を受けるための申請書類を提出してきました。
せっかくなので、今回はここに至るまでのプロセスを、まとめてみました。
起業するためにはまず何をやるのか、どんなことが必要で、どういう順番で考え、用意していくのか。お金のことも含めて赤裸々にお話ししています。
これから企業に至るまでのプロセスもリアルタイムで書きますので、起業を考えている方は、どうぞご参考にしてください!

1.やることを決める

まず最初にやることを決めます。当たり前ですね。笑
それがないと始まりませんから。
ただ、この段階ですでに重要なことがあります。

それは難しく考えないこと。

テーマだとか、コンセプトだとか、アイデアだとかは別にどうでも良いです。
漠然と「カフェがやりたい!」「美容室がやりたい!」「居酒屋がやりたい!」
それで十分です。

大事なのはその後。

やることを決めたらすぐに動き出しましょう!

遅ければ遅いほどチャンスは失われていきます。

テーマやコンセプトなんて、後から考えればいいんです。
ただ、今後ずっと、常に考え続けましょう!

では早速動き始めましょう。用意するものは3つです。

人、場所、金。

大事な順に書きました。

2.人

やることが決まり、次に考えるべき、一番大事なのが人です。
複数でやる場合は一緒に働く人ですね。
個人でやる場合も、協力してくれる人は不可欠です。

僕は物件探し、施工用の図面、ロゴデザイン、金策のための資料づくり、全部人にやってもらいました。笑
でもそれでいいんです。僕の仕事は夢を語ることなので。

協力してくれる仲間がいるというのは財産です。
今すぐに起業しなくても、普段から信頼できる人、頼れる人、気の合う人、金のある人、アイデアのある人、スキルのある人などなど、普段から交友関係を持っておくのは重要です。

変に打算的になる必要はありません。
自分の好きな人と付き合っていれば良いと思います。
ただ大事なのは、そういう人との付き合うための時間や手間、あるいは協力を惜しまないことです。
そうして付き合った人というのは絶対に助けになってくれます。

人は一番の財産です。事業は一人では絶対にできません!

ちなみに一緒にチョコレートを作る仲間はまだ決まっていません。


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3.場所

次に大事なのは事業をやる場所です。
僕はチョコレート屋なので、製造場所やお店になる場所ですね。

ここでは広さ、物件の状態、家賃、改修費、景観、周辺環境などが大事になってきますが、最も大事なのはこれです。

自分のやりたいビジョンがイメージできるかどうか。

僕の場合はそれが明確だったので、自分のイメージしている映像がパッと浮かんだ今の物件は即決でした。
家賃など細かい条件から探すと、イメージが縮小するので良くない気がします。

探し方としては足を使いました。
実際にイメージに合いそうな土地をひたすら回ります。これは根気がいる作業ですが、現場を見なければ話にならないと思います。ひたすら根気よく。

僕はラッキーなことに、かなり早い段階ですごく良い物件が見つかり、幸い条件もバッチリでした。
が、実は最初に聞いた条件ではとてもできそうにないくらいの改修費でした。
ただ絶対に諦めたくなかったので、実際に業者さんと状態を確認してもらったところ、予算に収まりました。
諦めの悪さも大事です。笑

ちなみにこれが物件。謎すぎてドキドキするでしょ?笑

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ここも人伝に紹介してもらったので、やっぱり人脈は大事!

4.金

最後にお金です。これは大きく分けて4つの調達方法があります。

①自己資金
全額用意できれば話は早いですが、なかなかそうはいかないですよね。
でも、いくらかあればそれを元に借入できますので、あるに越したことはありません。
ただ「お金を貯めてから事業を始めよう」と遅らせるのであれば、少ない元手で借りられるだけ借りて、速攻で始める方が良いです。

②補助金・助成金
これは土地やタイミング、事業内容によって変わりますが、一言で言うともらえるお金です。
ありがたく頂戴しましょう。笑

ちなみに僕が申請したのはこの2種類。

https://www.city.sado.niigata.jp/info/data/2019img/1223/outline.pdf

離島での創業向けの補助金です。難しく書いてありますが、150万円用意したら450万円もらえるよ。というものです。

こちらは新潟県のUIターン向けの補助金。300万円用意したら300万円もらえるよ。というもの。

この二つを使うだけで750万円もらえます。笑

地域によって、いろいろな補助金があります。条件やタイミングなどが全て決まっていますので、起業したい地域の補助金制度を調べて、担当窓口に今すぐ電話することを強くお勧めします。

③借入

はい。借金です。笑
先の二つと大きく違うのは返さなきゃいけないお金である、ということです。でもそれはネガティブにとらえる必要はありません。
例えば一般的によく使われるのはこちら。

日本政策金融公庫の創業融資です。
これなんかは、上限3,000万円で、借入希望額の1/10を自己資金で用意する必要があります。逆に言うと…

持ってる金の10倍貸してくれるということです!

しかも無担保・低金利・保証人不要。ヤバいですよね。
10倍借りれるってことは…

自分のやりたいことが10倍の規模でできるってことですよ!
10倍界王拳ですよ!笑

そう考えると楽しくないですか?
だから恐れず、ガンガン借りましょう!

④クラウドファンディング

そして最後にクラファン。これも先の3つと大きな違いがあります。
それは、先の3つは貯金、補助、融資という制度によって集めるお金だったのに対し、クラファンは

人の想いで集まるお金

なのです。
皆、僕たちの挑戦に賛同して支援してくれます。この違いは大きいと思います。
なぜなら、支援者が広告のメディアになってくれるからです。

クラファンには金額以上のリターンがあると思います。
僕はまだ準備していませんが、挑戦したいと考えています。

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僕は自己資金300万円を用意し、1,000万円の借入を申請、初期費用で1,000万円を使い、残った100万円と、のちに入金される助成金750万円を運転資金に回して運用するつもりです。

まとめ

ひとまずこんなところです。
まとめると…

思い立ったらすぐ行動!

まずは場所を探して、施工業者さんを見つけて。

その後は事業計画を書いて金策。

並行してロゴのデザインやSNSを作っていく。

人の募集とアイデア出しは随時。

最初はとっかかりのなかったことも、進めるうちにどんどんやることが見えてきて、同時進行で進んでいく感じです。

事業計画書なんかはめんどくさいなって思うんですが、借入のためだけじゃなくて、協力者にコンセプトを伝えられるツールになるし、資料にまとめることでビジョンが明確になり、洗練されるので、自信がつきます。

最後に、起業を考えている人へ

起業なんて、才能があるほんの一部の人だけがやるものだと思っていました。
自分も起業家気質ではないな、と。
ですが、やってみるとわかります。本当の天才なんて、起業家の中にもそうは居ない。皆、やりながら起業家になっていくんです。

やりたいと思っていることを発信できる人が10人に1人。
行動を起こして開業まで漕ぎ着ける人が10人に1人。
その中で生き残っていける人が10人に1人。
大成功する人が10人に1人。

こんなもんじゃないかな、と思います。
やりたいと発信した時点で、僕たちは10人に1人。
ほとんどの人がやらないんです。
だから僕みたいな凡才でも勝負できる!

なので何かやりたいと考えている人、恐れずにやりましょう!
また進捗報告します!


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