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お金の神様 虫鹿恭正「資産公開!お金を貯めるキッカケの本」

私、虫鹿が影響受けたリアルお金の神様とは?

今回は私が影響を受けた歴史上の偉人をご紹介します。歴史上には実際いわゆる「リアルお金の神様」と言われるような方がいらっしゃいます。今回紹介するのは本多静六さんと言います。某売れている漫画家さんなど、たくさんの著名人の方に強く影響を与えている偉人で私も本多静六さんからの影響を強く受けています。
本多静六さんは、幕末に生まれで昭和27年に85歳で亡くなられています。明治〜昭和にかけて東京帝国大学(現在の東京大学)の教授をされていた「林学の大家」と呼ばれている方で、本多静六さんはいわゆる給与所得者ですが、一代で億万長者になったすごい方です。現代の感覚で言うと、楽天の三木谷(浩史)さんとかでユニクロの柳井(正)さんくらいの億万長者で経営者じゃない給与所得者なのに莫大な資産を築いた方です。

本多静六さんを知ったきっかけの本

この本多静六さんのことを私が知ったきっかけの本をご紹介します。既に絶版になっていますが、最近亡くなられた上智大学の教授の渡部昇一さんが書かれている「財運はこうしてつかめ」です。
渡部昇一さんは、多くの自己啓発の本を出されている方で渡部さんの本からたくさん学びました。私は2000年、この本に出会いました。
前回の「お金の神様 虫鹿恭正」の投稿でもご紹介したように、私はファイナンシャル・プランナーになるためにお金のことを猛勉強しました。彼女(妻)を幸せにしたいその一心でお金の勉強が必要だと感じ勉強している時にこの本に出会い「ズドーン!」という衝撃がくるくらいに感動しました。

2000年当時はすごいお金の本ブームで一番売れた本で、この本は多くの方が知ってるかと思いますが、ハワイの大富豪であるロバート・キヨサキさんが書かれた日本だけで400万部くらい売れたベストセラー「金持ち父さん貧乏父さん」があります。もちろんこの本も読みました。 
「金持ち父さん貧乏父さん」もとても参考になる本です。内容を簡単に言うと「不労所得を作りましょう、セミリタイアしましょう」というとても有名な良い話だと思いますが、私はこの本を読んだ当時、まだ学生で働いてもないもない身でしたが、何かふと思った時に「私は一生涯仕事をしたいな」
一生涯で段階的にお金も含めて成長していけるような人生に憧れがあったのでこのロバート・キヨサキさんの本よりは渡部昇一さんの本「財運はこうしてつかめ」に影響を受けました。

財運はこうしてつかめ」は、渡部昇一さんが本多静六さんに影響を受けた体験談をまとめている本です。この本は既に絶版していますが、中古本でよろしければネット書店などで購入することが可能です。ご興味あればぜひ読んでみてください。
また、この本多静六さんが書かれている「私の財産告白」という本は復刻版も出ていて、文庫版だと600円程度で購入することができます。図書館などにもよく置いてあります。本多静六さんは85歳まで現役で生涯350冊本を書いていることがまた凄いです。私はその生涯現役の姿にもとても感動しました。

本多式の貯金方法とは?

本多式の貯金方法はシンプルで簡単なものです。
いついかなる時も得られた収入の手取りの4分の1を天引きして貯金していくこと。それに加えてプラスアルファで臨時収入を貯金すること。例えば会社員の皆さんならボーナスも貯金します。
ボーナスは業績給で増減したり、もらえないこともありますので臨時収入の位置づけです。
本多静六さんの場合は、勤務先の東京帝国大学を介さずに頂いた講演のギャラや本の印税などを臨時収入として天引きで貯めていくことをなされて、お金がいずれ雪だるまのように増える貯金方法をされていました。私にもこれならできると思って早速貯金を始めました。私のアルバイト収入からも彼女(妻)の給料からもこの本多式で貯金を実践しました。本多式で貯金を始めてから今まで20年近く経ちますが、本多式の貯め方が夫婦で多くの資産を築けた礎になったことは間違いないです。

最後に

本多静六さんは本当に素晴らしい多くのエピソードがあり、それは時代が変わった今でも通じます。やはり「リアルお金の神様」として崇められた方が提唱する方法は単なるテクニックだけでは終わりません。時代が変わっても通じる普遍的な叡智がたくさん含まれています。
また、今後機会ある時に色々と紹介したいと思いますので乞うご期待ください。


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