覚悟が決まった|喫茶女神
今週も1週間おつかれさまです。
フランス語の勉強のために
Harper's Bazaarを読み始めたのですが
苦戦しております。
ボキャブラリーも生きたフランス語も
初見なものばかりで正直うろたえました(笑)
辞書に存在しない単語がわんさか…
とはいえ、
ほのかに理解できているので
自分の成長に小さく拍手しています。
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モード系のオープンキャンパスへ参加して以降
気持ちがずっと落ちていた。
自分自身を表現する生徒たちの眩しさ
厳しい世界で戦ってきた先生たちの眼差し
英語とフランス語での授業
絵を描くのも裁縫も初心者
学生の頃、技術の授業で1を取ったトラウマもある
わたしにやれるのか、単位取れるのか、卒業できるのか
不安に駆られ毎日バイト帰りのトラムの中で泣いた。
泣いた分
何が不安なのか
何で不安なのか
熱いシャワーを浴びながら毎日考えた。
モードに関する記事を読み
ビジネスに関する記事を読み
成長に関する記事を読み
不安の種を探す。
徹底的に不安と向き合った。
木曜日0時前、
憔悴していた状態でiPhoneの中のアルバムを見た。
その日学校でスペイン人の友達と撮った写真を見返した。
ブラウンのジャケットに黒のハイネック
黒髪ロングのわたしの姿。
「わたし何でこんな格好しているんだろう」
とふと我に返った。
身長148㎝
童顔
骨格ウェーブ
イエベ春
それがわたし。
だけど、そこにいる人の容姿は
別の骨格の人が似合う身なりで
別のカラーが似合う色づかい。
なんで自分に似合わない色やアイテムを選んでいるんだ。
あ、少しでもヨーロッパに馴染もうとしていたんだ。
ケンダル・ジェンナーになろうとしていたんだ。
でも、彼女って身長180㎝で骨格ナチュラルでブルベース。
わたしとは全然違うじゃん。
なんで、そんな格好選んだっけ?
華奢で小さなわたしはよくか弱くみられるから
かっこよく、強くみられたかったんだ。
舐められたくなかったんだ。
フランスで小さいアジア人は
スリの被害に遭いやすいと聞いて
少しでも現地の人として馴染みたかったんだ。
あれ、でもさ、
そもそも小さなアジア人を狙う
っていうのが問題だよね。
小さい=弱い存在
っていう社会の認識がおかしくない?
小さくても華奢でも
挑戦するし自立して強く逞しく生きている。
それがわたしが表現したいことなんじゃない。
それがわたしが表現すべきことじゃないか。
わたしならやられる。
わたしだからやれる。
わたしがやらなければいけない。
そう思った瞬間、
真夜中の月が明るく輝いて見えた。
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