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論文・文献紹介

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博物館学にかかわる論文や文献、資料などを紹介しています。
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2022年1月の記事一覧

博物館の文化GDP―藤川 清史, 川村 匡「文化芸術の経済評価の試み―文化GDPの推計―」

博物館は市場性がないので、生産額が明確でない。 (入館無料の博物館については「儲け」がな…

futabatakei28
2年前
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メタ展示の可能性―ミヒャエル・フェーアの「アイロニック・ミュージアム」

展示とは何か?ということを理解することで、展示の見え方が変わるのではないか。講座なんかで…

futabatakei28
2年前
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博物館への入館料金をめぐる論争②(将来のための無料)増田辰良「資料 博物館への入館…

フランスの入館料金は国際的な基準からは高いが、割引制度があるとのこと・・・ 旅行者から料…

futabatakei28
2年前
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障害の社会モデル―RDR

あの、だれか翻訳して欲しい。私よりももっと適任な人がいると思う。 レスター大学が中心とな…

futabatakei28
2年前
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博物館学の目的―日本博物館協会『博物館学入門』

学芸員資格を得るための科目の一つに博物館概論がある。「学芸員養成の充実方策について-「こ…

futabatakei28
2年前
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誰が展示をつくるのか問題―RDR

私は見ていないのだけど「美男子におわす」という企画展が開催されていた。それから「フェミニ…

futabatakei28
2年前
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なぜ表象を問題にするのか問題―RDR

表象とは、ある物、事、人を表現したものだとざっくり考えて、さらに博物館では、例えば、もう既に存在していない「縄文時代の生活」について、今の研究で考えられていることをモノやパネル、ジオラマなどで表す行為となる。 だから、その「表象」を選択した人、あるいは時代の考えや価値観が反映されている。意図的でも、意図的でなくても。当たり前だけど、男性は女性の視点を想像し得るだろうけど、女性そのものではない。だから、「むかしのくらし」という展示で、女性の生活を再現するのか、男性の生活を再現

その人自身の表現と表象の間、問題―VOGUE JAPAN2021年3月号

VOGUE JAPANの2021年3月号の巻頭インタビューは、モデルのエリー・ゴールドスタイン(@elliej…

futabatakei28
2年前