図書館教育の特色 池田菊左衛門 編『圖書館博物館育英奨學事業史跡名勝天然記念物視察概要』
博物館教育の特色ってなんだろう。
「モノがあるから」とか「学芸員がいるから」とか「博物館だから」というのは絶対的な博物館教育だと思う。
学校教育のなかにいると相対的に博物館教育をみることになる。
「教える内容が決まっていない」とか「教えた内容を習熟したかどうかの評価がない」とか。
相対化する相手(この場合は学校)が変われば、博物館とはここが違うってポイントも変わってくるはずで。
それは大正13年当時の図書館教育の特色を述べるために、相対化して書かれた学校教育