學藝員がみつからない―青空文庫から
引き続き、學藝員を探しておりまして。
海外事例の紹介で「學藝員(キュレーター)」というのは散見されるのですが、日本の「學藝員」はなかなか見つからないという話。
で、考えたのが「青空文庫」。
著作権が切れているのだから、ある程度年代が絞られる。
「學藝員」でググる(いや、青る)。
いたーーー!
https://www.aozora.gr.jp/cards/000270/files/46641_25180.html
もうひとつー!
でも、山高信離、塩田眞、大森惟中などの名前を調べると、どうも文部省などの所属になっている。官ならば、学芸委員の間違いかなぁ?
そしてもう一つ思いあたったのが、こちらで紹介している斎藤報恩會博物館。
https://rekitomo2000.seesaa.net/article/483387171.html
斎藤報恩會博物館の学芸員さんたちが文献初出ならばと思い、斎藤報恩會の初代学芸員さんたちを調べてみるも、この博物館は1933年設立。
なお、初代学芸員リストは、こちらの120ページあたりにあります。
https://tohoku.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=110310&item_no=1&page_id=33&block_id=38
斎藤報恩會の刊行物は、一部国立国会図書館でみることができ、その奥付などに役職+人名で当時のスタッフがのっているのですよ!
(こういうの、図録でも大事だね!)
でも、まだ見つからない學藝員・・・・。
ええ、まだ続きます、このシリーズ。
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