マレーシアで鼻炎の治療
こんにちは!
マレーシアに来て1年、大病することも無くニキビ治療くらいでしか病院のお世話になったことが無かったのですが、年始に一時帰国してから急に鼻炎の症状に悩まされたので、急遽病院に行ってきました。
鼻炎の症状
1月中旬の月曜日、急に水状の鼻水が止まらなくなりました。鼻をかまないとポタポタと鼻水が落ちてきてしまうレベル。
更に目のかゆみ、頬や口周りの乾燥やピリつきやかゆみ、くしゃみ、喉の腫れ、頭痛の症状などが出ました。症状としては花粉症に近かったのですが、ヘイズの数値も低かったですし特に思い当たるようなもの(ハウスダストや花粉に接する機会)も無かったので原因不明でした。
とりあえず家にあった頭痛用のPanadolを飲んだのですが(マレーシア人は体調不良だととりあえずPanadolを飲むらしい)、2日間家で休んでいても症状が改善せず、鼻水で息苦しく頭痛で頭を使う作業などができず、また鼻炎薬や抗アレルギー薬なども手元に無かったので水曜日の朝に通院を決めました。
我が家はWellbe会員なので通常はWellbeのコールセンターに電話をしてクリニックのアポ取りや通訳の手配をお願いするのですが、当日受診したかったのでまず自分でHSC Japanクリニックに直接電話して受診したい旨を伝えました。当日は16時30分までに行けば診察可能とのことだったので、目安時間を伝え午後クリニックを訪れました。
HSC Japanクリニックは昨年健康診断と予防接種で利用したのですが、その際日本人受付担当の方を含めスタッフの方々が親切で感じが良く説明も丁寧と感じたので、自宅からは少し遠いのですが今回もここを選びました。事前にパスポートと海外健康保険証を持参する様に言われていたので持って行きました。
クリニックを受診
クリニックに着いてまず保険証を提出したのですが、頭が朦朧としていたせいか何故か間違えて夫名義の保険証を持ってきてしまっていました。
海外健康保険証があればキャッシュレス対応が出来、診察費はクリニックから保険会社へ直接請求する流れになるらしいのですが、私が自分の保険証を忘れてしまった為、受診に少し時間が掛かることに。
因みにHSC Japanクリニックでは健康保険証は写真やデータ(保険会社と保険番号が分かれば良いらしい)でも対応可能だと言われましたが、生憎昨年保険証を更新してから新しい保険証のデータをスマホに入れておらず駄目でした(帰宅してから早速撮影してデータをスマホに保存しました)。
次の手段として、Wellbeを使うことに。Wellbeは会員証がスマホのアプリになっているので、そこに記載のコールセンターへクリニック担当の方が電話をして下さり、当クリニックで会員のキャッシュレス対応が可能かどうかをWellbeに確認して貰い、無事OKが出たのでその後診察して貰えました(Wellbeのマレーシアのコールセンターに電話したら何故か上海のコールセンターに繋がって折返し連絡が来なかったりと1時間くらい待たされましたが)。
後はクリニックからWellbeへ治療費請求をして貰う流れなので、患者の医療費負担はありません(歯科や妊娠出産など一部治療費が自己負担となるケースあり)。
本当にHSC Japanクリニックのスタッフの方にはご迷惑をお掛けしてしまい、感謝してもしきれません。お陰で今回も治療費は全額保険会社に負担して貰うことが出来ました。
診察
診察をして下さったのは中華系男性医師で、診察時間は5分も掛かりませんでした。喉の奥を診る際にスマホのライトで照らされたのには若干びっくりしましたが、テキパキと診察して下さいました。
マレーシアには花粉症は無いと仰り、原因特定は出来ないがアレルギー反応でしょうということで対処療法で薬を出しておきます、で終わりました。因みに熱は測ったりされなかったので、熱っぽかったりしたら自己申告した方が良さそうです。
希望するならアレルギー項目テストも出来ますよと言われましたが、マレーシアに来る直前に日本でテストは受けていたので今回は断りました。
処方された薬
薬は院内処方で、薬剤師から用法容量の説明を受けました。
LORADINE(抗ヒスタミン薬)
アレルギー症状を抑える薬でドラッグストアでも買えるらしく、1回1錠で食後に1日2回服用。蕁麻疹にも効くらしく、私は時々蕁麻疹に悩まされるので次回症状が出た時も使用してみようと思います。
PREDNISOLONE(ステロイド)
肌が乾燥してかゆみもあったので、ステロイドも処方されました。1回2錠で1日2回。効果が強いので3日以上連続して使用しないようにと言われました。肌の症状は直ぐに治まったので3日間だけ飲んで休薬しました。
H-CORT cream(ステロイドクリーム)
肌荒れした箇所に塗るように言われたステロイドクリーム。数日塗ったら乾燥も治ってお肌がツルツルになりました。これも連続使用は避けるよう言われたので症状が改善した数日で使用を中止。
Difflam(トローチ)
シュガーフリーのトローチ。ラズベリー味で甘くて1個がちょっと大きめだった。必要時になめるように言われ、次の使用まで最低3時間は開けるようにとのことでした。喉の腫れもすぐ治まったのでその時点で使用は止めました。
経過
水曜日にクリニックを受診し、その週末には薬のお陰ですっかり鼻炎の症状は完治しました。治るまでに1週間くらいは掛かったのではやり通院しておいて良かったです。
翌週月曜日から海外旅行を控えていたので、間に合ってホッとしました。しかし、マレーシアは花粉症が無いと聞いていたので鼻炎薬などは何も持ち込んでいなかったので、まさかこんな症状が出るとは予想していませんでした。
未だに原因が分からないのですが、とりあえず体調が良くなって安心したのと病院と健康保険の有り難みを感じる出来事でした。
※本記事の内容は個人の感想です。治療は医師の指導の元自己責任にて行って下さい。
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