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幕見で「四季」

歌舞伎座は外国の方がすごく増えましたね。

コロナで5ヵ月間の休演後、近隣の人しか来ていないのではないかと思うほどお客が少なかった。客席を間引いていたこともあるし、誰もしゃべらなかったこともあり、広い歌舞伎座が異様な空間でした。

そうして毎月歌舞伎座に行っていると、来場しているのは私のように毎月来ている人ばかりではという感覚になりました。ファンがほとんどだったのではないでしょうか。ファンはファンがわかる(笑)

猿之助さんが毎月のように歌舞伎座の舞台に立ってくれたお陰で、私はコロナ禍を乗り越えることができました。歌舞伎座は変わらず扉を開けていてくれました。

猿之助さんはずっとそこにいてくれました。私には奇跡のような幸せなことだったのだと今、じわじわ感じています。

コロナ禍は歌舞伎座内でいろんなことが変わったり、ストップしたりしました。その中で最後に復活したのが4階席の「一幕見席」でした。仕様は変わりましたが、今まで全て当日券だったのが前日でもオンラインで購入できるのは嬉しい進化です。

復活した時は何とも言えない感動がありました。やっとここまで来ることができたのだと。猿之助さんだけではなく、役者、裏方、劇場スタッフの皆さんの苦労が少し報われたのではないかと思いました。

幕見が再開してから何度か利用しています。今月も夜の部「四季」を観てきました。座ったら前後左右は全て外国の方でした。しかも団体!囲まれての観劇になりました。

当日のお話を聞いてください。


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