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SDGs 目標4 「質の高い教育をみんなに」

初めまして!
この記事を見てくれてありがとうございます!
この記事は大学のSDGsの授業の一環として作成しています。

いきなりですが、皆さんはSDGsってご存じですか?
近年話題になっているのでむしろ知らない人の方が少ないかもしれませんね。
SDGsとは、2015年9月25日に国連総会で採択された、持続可能な開発のための17の国際目標です。その下に、169の達成基準と232の指標が決められています。
今回は目標4の「質の高い教育をみんなに」についてお話ししたいと思います。

目標4 「質の高い教育をみんなに」

まず、世界の現状についてお話します。

引用:UNESCO
One in Five Children, Adolescents and Youth is Out of School

上のグラフはユネスコが2018年に発表した、2016年時点での世界の学校に通えない子供の割合です。世界全体では約36%の子供が学校に通えていません。世界中の子供の約3人に1人は小学校や中学校に通えていないということです。
さらに地域別に見てみると、ヨーロッパと北アメリカや中央アジア、東アジアなど先進国の多い地域は、学校に通えていない子が約20%前後である一方で、発展途上国の多いアフリカなどの地域では約50%の子供たちが学校に通えていません。
このように地域差がとても大きいことも課題の一つです。

では、なぜ子供たちは学校に通えないのでしょうか。
大きな理由の一つが貧困です。
アフリカの発展途上国の多くは国内の貧困率が40%前後と、その日一日暮らしていくのがやっとの人が大勢います。発展途上国の中には授業料の無償化を行っている国もありますが、学校に通うにあたってかかるお金は授業料だけではありません。制服や教科書などの学用品などにもお金がかかります。また、子供が家庭内の労働力にみなされている場合も多々あり、子供たちが学校いくことで収入が減ってしまいより通学が困難になることもあります。保護者も学校に通わずに働いてきたので、そもそも学校は必要ないと考える大人も大勢います。

他にも教師不足学校不足もあげられます。
アフリカの学校では、子供の人数に対して教員の数が足りていません。
中央アフリカ共和国の初等教育での教員一人当たりの生徒数は約80人と言われています。日本の初等教育における教員一人当たりの生徒数は約20人です。比較するとアフリカの教員は日本の教員の4倍もの生徒を抱えていることがわかります。教員の中にはしっかりとした研修を受けていないまま教師として働いている人も多く、教育の質の低さも問題視されています。
また、そもそも学校がない地域も多いです。学校を立てる資金がなかったり学校を設立しても教える教師がいなかったり通える子供がいなかったり…
このように問題が別の問題の原因になり、負のループを生み出してしまっているのです。

ここまで世界の就学率とその原因についてお話ししました。
では、日本にいる私たちにできることは何でしょうか?

私たちにできること

1.現状を知る
まずは本や動画などで現状を知りましょう。このページでも世界の教育課題のついて取り上げていますが、これは氷山の一角にすぎません。男女での教育格差や少年兵の問題など、調べれば調べるほど問題が浮き彫りになってきます。
下の動画は日本ユニセフ協会が作成した南スーダンの学校の動画です。学校に通う実際の生徒のインタビューもあるので現状が分かりやすいと思います。

他にもたくさんの動画や本、映画もあるので自分で調べて興味のある分野を見つけてみてください。

2.寄付をする
寄付は一番有名かつ簡単な支援方法です。
現在、日本ユニセフ協会やいろんなNPO法人が教育課題を解決するための寄付金を募っています。月々1000円から始められる寄付もあるので「そんなに大金を寄付できない」という人にもおススメです。
集まった寄付金は
・学校の建設、整備
・教科書や筆記用具などの学用品の支給
・教師の育成
・医療菅家の整備
・食糧支援
など、教育に関わることだけでなく、子供の環境を変えられるように、多岐にわたる支援に使われています。
また、企業によっては売り上げに一部を教育支援に充てている企業もあるので、そういった企業の製品を買うということも気軽にできる支援のひとつです。

3.教育ボランティアに参加をする
情報収集や寄付よりももっと力になれる活動がしたい!という人は教育ボランティアに参加することをおすすめします。
日本ではJAICA(国際協力機構)だけでなく様々な団体が国際ボランティアを募集しています。しかし、国際ボランティアは、海外ということもありハードルも高く、国によっては衛生面などで心配な部分も多くあります。そのため、本当に自分の手で支援がしたい!という確固たる意志がある人が応募することをお勧めします。

最後に

最後までご覧いただきありがとうございます!
今回調べてみてわかったことは自分たちができることは多いということです。寄付やボランティアだけでなく、自分で情報を集めて発信することも私たちができる支援の一つです。
大学生のつたない文章でしたがいかがでしたでしょうか?
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