プラハに住むのだ ④
下見ツアー最終日。
この土地に慣れるべく外へ出るも、極寒の中、雪混じりの風がビュンビュン吹いてる。
近所の池がすっかり凍っていて、人が集まってスケートを始めてる。
ここだ!
僕は覚えたての、アホイ!と、ドブリーデン!(両方こんにちは)を使い倒す。
大体ひと単語、100回も使えば、なんとなく覚えられる(はず!)からという経験に基づいて、ひたすら声に出す。
プラハでは、英語が通じる人が多いと聞くけど、やっぱり地元の言葉で話す方が面白い事になるハプニングが増す気がする。
まあ英語も万能じゃない僕にとったら、どちらも同じ様なものだ。
こんな言葉も文化も全く未知のボヘミア地方で、体とカメラひとつで、一体どこまでいけるものなのか、不安と楽しみが入り混じってる心境を、ビエラのお母さんと食事しながら話してると、お母さんからこんな話を聞いた。
ソヴィエトが崩壊した時、一緒に通貨も崩壊して、私達の生活も物凄く大変だったけどね、絶対にうまくいく!って気持ちで、毎日をコツコツと積み重ねてたら、今はこんなに楽しく生活出来てるからね。
なるべく具体的な自分の理想の生活を、どんな時でもしっかりイメージしてると、きっとうまくいくから大丈夫。
アフリカにもまだまだ行きたいんでしょ?
じゃあ、まずは具体的なイメージをしっかり作ってみて。
二人で作った夕食を喋りながら平らげて、お母さんが部屋へと戻って行ったあと、不安はなくなっていて、チェコでどんな面白い生活にしようかと、もう一度考え始めるのだった。
【インスタでもチェコ編やってます】
いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!