＜雑想0027＞ え、議事録を作らないの…？
◆新型コロナ連絡会議、議事録作成の対象外 菅官房長官「報告の場」 （時事通信）
◆コロナ専門家会議、議事録作らず 歴史的事態検証の妨げに （東京新聞）
連絡会議についてですが、対策本部の「決定・了解」は、あくまで「結果」でしょ。それは、官報、公報やプレスリリースで発表されるでしょ。 連絡会議が「報告・議論の場」なら、その議論の内容が「プロセス」であり、重要なんじゃないの？
それが後世で評価されるために必要なんじゃない…。
また、「密室」ですか…。 忖度しているのか、教唆されているのか。
専門家会議も、これまで様々な意見、推奨、勧告をして対策を、国民に対して自主的に協力（「自粛」）するようしてきているけど、その内容が、どのような根拠と合理的議論のうえで決定されたのか、分からなければ、次に同じようなことが起きたときに参考にすることができないから、意味なくないですか…。
別に、どの政治家がどうのこうのというつもりはありませんが、官僚の皆さんは、「自分たちの仕事が国家を左右し歴史を作るプロセス」であると認識して業務に取り組んできていたのではないでしょうか。
政治家も官僚も専門家も、皆さん、国民の生命・財産のために選ばれた人たちなのですから、後世の歴史のために、現在進行形の事態を隠蔽したり抹消したりしないでください。
やはり、「行政評価局」を格上げして、行政委員会（←「独立行政法人」と当初記載しましたが訂正します）として、会計検査院（※追記：会計検査院は行政委員会ではありませんでした。訂正します）のようにすべきなんじゃなかろうか。
※追記：会計検査院は憲法上の組織のため、「行政評価局」を会計検査院と同等にするためには憲法改正が必要と考えられます。
ではでは。