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<雑想0068> 残念…。

◆しぼむ期待…苦境の国産ジェット開発体制縮小 (東京新聞)

残念ですねー。
試験飛行のトラブルや認証検査など、度重なる商用生産の遅れがあり、その間に他のメーカーがどんどん新機種を開発してきていたので、ただでさえ苦しかった状況のうえ、今回の感染症騒動で、航空会社も苦境に陥ってしまい、採算の合う受注の見込みが立たなくなってしまったのでしょうか。

ホンダジェットは成功しただけに、
三菱さんにも頑張ってもらいたかったなーという個人的想いです。

三菱重工さんも、これまでの事業領域だけでは、韓国や中国、そしてそのほかの新興国には、コスト面だけでなく品質面でも追いつかれ、追い抜かれかねない、との考えから、飛行機事業に参入したと思われます。 それはそれで正しい経営判断や事業方針であったかと思いますが、いかんせん、結果が出なさすぎたかと…。 豪華客船の造船も事実上の失敗に終わってしまったようですし。

新しいことをやろうとすれば、失敗のリスクはつきものなので、何もしないで現状維持だけをはかるやり方は宜しくないのは、間違いないかと。 そして新しいチャレンジによって新たな技術やノウハウが開発され財産になっていくのだと思っているのですが。

今回の感染症騒動があったとはいえ、今後、中小型機による航空路線の拡大と増加が見込めると思われますが、その一方で、テレワークやマルチなテレエビ会議システムが社会により浸透していくことで、以前に予想していたよりも航空路線拡大の需要は減少するのかもしれません。

三菱重工さんは宇宙産業の技術とノウハウを持っており、今後、小型人工衛星打上げのビジネスチャンスは発展していくと思われるので、そちらに舵を切るのも一案なのかもしれません。
とはいえ、この分野でも中国は低コストで競争力を強めてくるでしょう。
なかなかキビシイかなー。


ではでは。


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