歌詞読解「らしさ」一般常識は、人を苦しめる。

―情報―

作詞:柳沢亮太
作曲:柳沢亮太
アーティスト: SUPER BEAVER
アニメ:ばからもん

―読解(紹介)―

「自分らしさ」をテーマにして書かれた歌詞。
人は、大人になると自分の大切なものが、理解されるための建前に変わる。
だから表面上の繕うために大切なものできる。本当に幸せなのかと後悔する。
だけど、その後悔のおかげで見えるものがある。
そして、その後悔と人との違いを受け入れれば、幸せになれるかもしれない。
人と違うということは悪いということではなく、むしろ大切なものだ。

―伝えたいことー

人と違うということは、悪いことではない。むしろ全部同じ人はいない。
世間は、自分と違う考えや価値観を持った人を受け入れられない。
そして排除しようとする。「これが常識だから。当たり前だから」と。
常識に縛ろうとするから、人は幸せになれないのかもしれない。
ルールは守る必要はあるけど、常識は違っていいと思う。
あなたがしたいことをすればいいんだ。
それが「らしさ(個性)」ってものだろう。

―歌詞―

自分らしさってなんだ? 「人とは違う」で差をつけろ
コンビニの雑誌コーナー 表紙に太字で書いてあった

自分らしさってなんだ? こどもの頃は気にもせず
気に入らなければ怒って 好きなものを好きだと言って

僕らは変わっていく 守りたいものが変わっていく
理解されない宝物から 理解されるための建前へ
おとなになるほど 後悔する生き物になる
でもね それでもね 見えるものがあるんだよ

だから 僕は僕らしく そして 君は君らしくって
始めから 探すような ものではないんだと思うんだ
僕は君じゃないし 君も僕じゃないから
すれ違う 手を繋ぐ そこには愛だって生まれる
そういうもんさ 自分らしさってなんだろう
変えられない 大切があるから 変わりゆく 生活が正しい

個性を出さなきゃいけない そういう流行の無個性で
悟ったように 一歩引いた 匿名希望の傍観者

ちょっと待ってよ 星空は 変わらずあの日と同じだよ
理解されずとも宝物は 今でも宝物のはずでしょう

変化が怖くて 変わらぬ日々も嫌いで
変わりたくて 変われなくて こどもの頃を思ったりもして
見失いそうで 自分である意味とか

コンビニで目にした太字を 気にしてたんだろう?
でもね それでもね 見えるものに気付いてよ

だから 僕は僕らしく そして 君は君らしくって
始めから 探すような ものではないんだと思うんだ
僕は君じゃないし 君も僕じゃないから
すれ違う 手を繋ぐ そこには愛だって生まれる
そういうもんさ 自分らしさってなんだろう
変えられない 大切があるから 変わりゆく 生活は正しい

変わらない 大切があるから

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