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コラム【練習上手になろう♪】#1

みなさんこんにちは!MUSAKOドラム教室の茂木草馬です。
今回は久しぶりにコラムを書こうと思います。

生徒さんやドラマー同士の繋がり、またファンの方に普段どんな練習をしているのか聞いていただく機会が多いので、お答えしつつ、考え方や練習時間、頻度の目安など伝えたいことを文章で残せたらと思うます。

練習には種類がある

一言に"練習"、と言っても僕の考え方ではいくつかの種類に別れます。

・基礎練
・パターン、フィルインの練習
・曲の練習

自分の中では練習というのはこの3種類のどれかに分類されます。
この3種類はアマチュア、プロ関係なく必要な練習だと思います。

では1つ1つ具体的にどんな練習なのかご紹介していきますね!

基礎練

僕の中で一番時間を割いている練習です。そして一番好きな練習かもしれません。ただ、とっても地味な練習です(笑)

メトロノームに合わせて、アクセントをいろんな位置に付けて叩いたり、手順をああだこうだしてみたり、4分音符だ6連やらのいろんな音符をスネアや練習パッドを叩く、いわゆるスティックコントロールと呼ばれる練習です。

他にもルーディメンツと呼ばれるマーチングのスネアのフレーズ(フラムや音数を決めたロール等が代表的)を練習することも僕は基礎練に分類しています。

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自宅ではこんな練習パッド1つで出来てしまうような地味な練習です(笑)
ではなんでこんな地味な練習に一番時間を割いているのでしょうか?


いい演奏を目指すために

基礎練はやっぱり読んで字のごとく、基礎です。
ただこれは難しいところなのですが、基礎練習はあまりしない、もしくは全くしたことがないという人でもドラムは叩けるようになると思いますし、もっと言えばプロになることも不可能ではないと思います。

しかし

そういう方が口を揃えて言うのは、

もっと前から基礎練しとけば良かった。

これは重みがありますね。
基礎練に限らずですが、練習に終わりはありませんし、いつから始めても勿論良いのです。ただある程度叩けるようになってからだとなかなかその重要性に気づかぬまま突き進んでしまいます。
そしてその先に、先ほどの台詞が誕生するわけですね。

僕の思ういい演奏とは、
ドラム目線だけで言えばフォーム、スティックの軌道、
正確なリズム、音符、粒立ちの綺麗さなどが整頓されていることが条件だと思います。
これらは基礎練をすることでかなりレベルアップします。

もう少し言えば、難しいフィルインやテンポの速い曲、リズムが難解な曲などは基礎練をしているかしていないかで、上達スピードや完成度に大きな差が出ます。
実は曲というのは覚え込みが速い人は全てを覚えたり今日ごとに真新しいこと、という風に認識せずに頭に入れていきます。
よくダンスの振り付けをおぼえる企画をテレビで見ますが、僕はダンスは全くなので、基礎のある人はよくあんなに何曲も覚えられるなあと感心して見ています。
きっとドラムの演奏もわからない人から見たらライブで20曲とか演奏している人を見て同じように思っているのかな?

例えば基礎がないと1曲おぼえるのに1ヶ月かかるとしたら、
しっかりとした基礎を持っていると1日で5曲覚えることもできる!

そしてこれは能動的な理由ではないですが、
結局生ドラムで練習できる時間よりも練習パッドと格闘する時間の方が作りやすいですよね(笑)

僕は週に少ない時で2日、多い時は6日ぐらい生ドラムを叩く機会があります。ただこれも1日12時間とか叩くわけではなく、3〜8時間ぐらいのものです。
また個人練とかでスタジオに入る場合は1/h 700円前後かかってきますよね。これも結構きつかったりします。本当は何時間でも練習したいのにー!とかなっても毎日やっていたら破産です(泣)

それに比べて自宅での練習パッドときたら自分次第でいくらでも?練習ができる、、(笑)

と言うことで今回は基礎練についてお話ししました。
次回もお楽しみに♪

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