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言葉が人生最高の贈り物?あるひとの告白

今日は、”お金がいらない、7つのプレゼント”について
学んでいきたいと思います。

ブッダは6つの「よいこと」を教えていますが、
この1番目に挙げられているのが
親切(布施)です。

今日お伝えしたい”プレゼント”とは、”親切”のことです。

では、親切とは具体的に何でしょうか?

ブッダは、物を持たなくてもできる親切を、
7つ教えられています。

やさしいまなざし(眼施)
笑顔(和顔悦色施)
やさしい言葉(言辞施)
体を使うボランティア(身施)
感謝を伝える(心施)
席を譲る(床座施)
求める人に一宿一飯を与え、相手の労をねぎらう(房舎施)


前回は、このうち
優しいまなざしと、笑顔について書きました。

今日は引き続き、

やさしい言葉について

学んでいきたいと思います。

言葉のプレゼント

一つエピソードをご紹介します。

ロシアの文豪・ツルゲーネフが貧しかった頃、玄関先に立った物乞いに、何一つ与える物がなかったので、”すまないなぁ”の思いから、相手の手を握りしめ、「兄弟!」と涙ぐみました。その人は後日、「あんな嬉しいものをもらったことは、生涯なかった。」と述懐したそうです。

この方は、それまでも、食事や物などさまざまな施しを受けてきたことでしょう。
ですが、それよりも何よりも「兄弟!」の言葉が一番嬉しかったと述懐したという話、言葉の力の大きさを物語っていますね。

自分の心に寄り添ってくれる言葉ほど
元気をくれるものはないですね。

子どものお手本になる

目の前の誰かにやさしい言葉を使って
相手に嬉しい気持ちになってもらう。

これはもちろん大切ですが、
子育て中には
もう一つ重要な視点があると思います。

それは、子どもは親から言葉を覚える
ということです。

親の使う言葉を、子どもも使うようになります。
特に小さいうちは本当に
親の言葉、真似しますよね。


私の息子が3歳の頃、
「あー、疲れた」と頻繁に言うようになったことがありました。

子どもなのに何だろう?変だなあ。
と感じながら、
ある日スーパーで一緒にお買い物した帰り道、
ふいに私の口から出た言葉は

「あー、疲れた」

この言葉が自分の口から出たと気づいた瞬間
頭をハリセンで殴られたような感じでした。
そして冷や汗が出てきました。

私の真似してたのか!!

すぐに「疲れた」という言葉は封印したら
息子も言わなくなりました。
以後、自分の口癖にはよく気をつけています。

これは良くない言葉の例でしたが、
子どもは親の言葉をすぐに吸収する証拠でもあります。
いい言葉を、どんどん真似してくれればいいですよね。

幸せのタネをまくと、幸せの花が咲く
良いことをすれば良い結果に恵まれる

ブッダはこう教えられています。

やさしい言葉を誰かにかけることは
「良いこと」のうちのひとつ。

親のお手本を見て、
子どもが同じようにやさしい言葉を使えるようになれば
それが間違いなく子ども自身の幸せにつながります。

そのためにも、
親は子どものお手本になる言葉を使うこと、
私も心がけていきたいなと思います。


まとめ

ブッダの教える7つの親切のうち3番目は、

優しい言葉」でした。

優しい言葉を送ることは、
どんなプレゼントよりも嬉しいものになるかもしれません。

相手の心に寄り添う言葉をかけられるようになりたいですね。

特に小さいお子さんがいる場合、
親が使う言葉が子どもに与える影響というのは大きいです。

相手のために、自分のために
そして子どもの将来のために
優しい言葉を使っていきたいな、
と改めて思いました。

今後も引き続き「親切」について書いていきますので
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続きの記事もぜひ楽しみにしていてくださいね。

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