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サウナ初心者フィンランド旅行記 - 1日目① 空港でサウナ

2019.11.1 (FRI)  早朝
7:35 羽田空港HND → 中部国際空港(セントレア)NGO
JAL AY5818便(Boeing 737-800)
(フィンランド航空 FINNAIRのコードシェア便)

フィンランドへ行くのに、少しめんどくさいトランジットを選んでしまった私たち。とはいえ、途中、窓から富士山が見えることには無条件でテンションが上がる。今回コードシェア便のためかオンラインチェックインがうまくいかず、富士山側は取れなかったけれど、この見え方もかわいいかったからオッケー。

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んoonなどの写真を撮っている写真家・宮下夏子さんの個展で買ったアイスランド旅行記ZINE 「BLIND HILL」をおともに、コンソメスープ(日本の航空会社の楽しみ)を飲む。そう、この旅ではフィンランドのあと、アイスランドにも飛ぶ予定なのだけど、それについては後述。。。

んoonはすごいミュージシャンなのでとりあえず聴いて

セントレアで3時間20分の待ち

ところで今の今まで、ここを名古屋だと思っていたけれど、ここは常滑。国内線→国際線にも関わらず、トランジットによる面倒な手続きもとくになく、身軽なまま3時間ほどヒマを持てあますことに。

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駐機場の真横からその先へと伸びるスカイデッキ。中央のJALは乗ってきたやつ。

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セントレアのスカイデッキはものすごく長く、滑走路付近まで伸びているため、ダイナミックに飛行機を楽しめる。端っこにはカメコさんがたくさんいた。つまり絶好のフォトスポットだ。トップ画にした、自分たちの乗るFINNAIRもよく見えた。

ひこーきひこーきと浮かれる私のうしろ、仕事に忙殺され終電帰りからの始発、からの飛行で24時間起きっぱなしの夫が「サウナイキタイ……」とぼやきはじめる。

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青空の下、小田和正と化す夫。かわいそうにな。ということで、セントレア内展望風呂「風(フー)の湯(※1)」へ。

いきなりオススメの湯が空港内に

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うっ、エビフリャー持ってる謎のキャラ(※2)が……。身構えるも、結論からいうと、この空港内浴場、最高によかった。セントレアに行く予定がある人は、時間があったら絶対立ち寄って。ラウンジのシャワーよりも、絶対こっちだと思うの。ラウンジ行ってないけど。

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写真は空港公式サイトより

金曜の朝というのもあってか、女湯は客が1~2人。ちょいちょい貸切状態になる。ここは窓が大きいだけでなく屋根からも採光しているから、開放感がすばらしい。この浴場は、スカイデッキの根元あたりに位置しているようだ。

そしてサウナ。空港のサイトには載ってないけど、ある。明るめだが、テレビはないし、始終貸切だったのでのんびり入ることができた。水風呂も、初心者の私が人目を気にせずにすんだので、おそるおそるチャレンジしてみた。ああっ、冷たい。けれど、少し我慢したら、意外にも肩まで普通に入れた。まじか。サウナ、ちょっと楽しいな?

外気浴をしに外へ。ちゃんと滑走路側からはおっぱいが見えないよう、胸の高さまでついたてがある。子ども用の踏み台も、ちゃんと用意されているあたりぬかりない。ベンチもあるけれど、やっぱり飛行機を見たい。

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だいたいこんな体制で外気浴。私は全裸、向こうは滑走路。なんだか露出狂っぽい気もするけれど。えー、なにここちょういい。最高じゃないか。


もうよくない? サウナここでよくない? フィンランド行かなくてよくない?


なんて言っている間に搭乗時刻。次回、いよいよフィンランドへ。

※1「風の湯」:1000円ほどの入浴料で、タオル・バスタオル込。シャンプーとかも一通りあるので安心。
日本初の飛行機が望める展望風呂とうたっているが、じっさいは曇りガラスのついたてがあり、入浴中は飛行機の背中や尾翼が見える程度。露天風呂はない。ゆえに湯浴みはそこそこにサウナと外気浴を楽しむ、サウナー向けの施設といえよう。
なお、Times会員だと割引があったので、要がなくても財布に忍ばせておくといいかも。我々は会員なのに忘れた。
※2「謎のキャラ」:こいつが「フー」だった……。


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