20241104
今日は仙台まで遠征してライブに行ってきた。
3連休とはいえ最終日なので、弾丸日帰り仙台旅だ。
旅の一番の目的は、仙台darwinというライブハウスで行われるドレスコーズのライブだ。
ドレスコーズのツアーは最初のツアーから毎回通っているのは、昨日も書いた通り。
今回はツアーファイナルの新宿公演も、12月のクリスマスライブも他のライブと日程が被ってしまったので、急遽仙台への遠征を決めた。
彼のことを推すようになってから、かれこれ15年経つが、果たして安くない遠征費を払ってでも観に行く価値はあるのか?自分にはその価値をまだ見いだせるのか?自分でも少し不安に思ったところもあった。
しかし事前に読んでいた彼の自伝『ぼくだけはブルー』に感銘を受けたし、やっぱり改めて志磨遼平が在籍していた毛皮のマリーズやドレスコーズのどのアルバムを聴いても、それぞれ聴いてた当時の思い出が甦ってきて、もう旅に出る前からだいぶエモい気持ちになっていた。
やはり私の血肉となっているのは、彼の音楽なんだ。ライブに行く前もそして、夢のようなライブが終わった今も、そう確信している。
仙台darwinはキャパが350くらいの小箱で、11月だというのに観客の熱気で、めちゃくちゃ暑かった。(あれで冷房MAXまで冷やしてるとか嘘でしょ)
ステージ上に現れた志磨遼平は、今夜も美しく、かっこよく、しなやかだった。
かっこいいだけのロッカーは数多くいれど、美しさとしなやかさ、可憐さを兼ね備えたロックスターは、彼以外に思い浮かばない。
性別を飛び越えた美が、目の前で自身の歌をせつせつと歌っていた。
そのお芝居がかったステージに熱狂しながら拳を突き上げるのと同時に、どこか夢の中にいるような、ここが現実ではないような浮遊感を感じた。
繰り返し飛び出されるエモい楽曲の数々に、私の涙腺は崩壊。
そうだ、私はこの音楽のために来ているんだ!
わずか90分弱のステージだったが、往復の新幹線代なんてどうでもよくなるくらいの価値を、私はまだ彼に見いだせていた。
その事実が嬉しくて、終演後は汗だくのままTシャツ1枚で会場前のベンチに座り、暫くボーッとしていた。
やはり私にとって志磨遼平という存在は大きすぎるし、永遠のアイドルでありロックスターなんだな、と思った。
開演前にサイン入り本とグッズも買えたし、大満足。
夜ご飯は仙台でご飯食べてから新幹線に乗ろうと思い、大好きなタイ料理屋さんへ向かった。
「仙台 タイ料理」で調べて一番上にヒットしたところに飛び込みで行ったのだが、ここがすごく居心地が良かった。
おしゃべり好きの店員さんは愛想が良くて好感が持てるし、ご飯も美味しかった。
帰り際に改札口の前でずんだパフェも食べた。
数時間の日帰り仙台旅だったけど、ちゃっかり満喫。
泊まりじゃないからトートバッグ1つで身軽に出かけられたのも良かったな。
明日は会社の都合で運良く午前休なので、ゆっくり寝て整体に行ってから出社しよう。
この3連休、休みなく動き回っていたけれど、全ての予定を無事に遂行できて嬉しい。
やっぱり行くところがある、楽しむ場所があるって、こんなに大切なことなんだな、と再認識した連休だった。