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温泉でまったり湯ミニケーション!

全国津々浦々色んな温泉地があるから、埋もれがちだけど、鹿児島県は全国2位の源泉数を誇る。
一般的に「銭湯」と言われる公衆浴場のお湯もほぼ温泉!鹿児島市内のいたるところで温泉三昧。

有名旅館やホテルじゃなくても、地域の公衆浴場でもサウナや気泡浴、ジェットバス、うたせ湯など、様々な設備が整っている浴場が多い。
早朝から夜まで営業しているところが多いから、ライフスタイルに合わせて入浴できるのも嬉しい限り。

私はずっと家以外でお金を払って入るお風呂はどれも温泉なのだと思ってた。だから、県外に住んでそうじゃないことを知ってびっくりした。温泉ってめちゃくちゃ貴重な存在だった。鹿児島であまりに温泉が当たり前なもんで…。

鹿児島にいて温泉好きな人なら、それぞれにお気に入りの温泉を持っているもの。私もそう。
そして、それは鹿児島のおばあちゃん達も同じ。だから、お湯に浸かりながら、サウナに入りながら、休憩所で涼みながら、会話が始まることがある。

寒い冬の日、サウナでおばちゃんが「今日も寒かねぇ、全然あったまらんがよ」と話しかけてくれてお喋りに花が咲いたり、体を洗ってる時入口のドアが開いて冷気が入ってくると隣のおばちゃんと「寒いね~」と笑い合ったり。

ぼーっと癒されながら、人の温かさも感じられる時間。

それはドライヤーをしている時にも。行きつけの温泉の一つは、備え付けのドライヤーを使うのに3分30円かかる。過ぎたら強制終了。

髪の長さの割に量が多い私は、3分じゃ全ては乾ききらなくて、「ま、8割乾いたからいっか~」っと思って強制終了されたドライヤーを置こうとしたら、隣で同じように髪を乾かしていたおばあちゃんが

「ほら、これ使わんね!私の髪は乾いたから!」

と、轟音のドライヤーを手渡してくれた。

「私は楽よ~」

と、サラサラに乾いた髪を触りながら満足そうに脱衣所を出ていったおばあちゃん。

わ、わ!人って優しい!!
ちゃんとお礼を言う暇もなかった!

って感動しながら、隣の席につながれてるから少し無理な態勢になりながらも、髪を乾かし続けることができた。おばあちゃん、あのドライヤー、まだ分数結構残ってたよ…。ありがとう!

今日は初めてのところに行ったけど、湯上りに休憩処で涼んでたら、おばあちゃんがお茶くれた(笑)

なんと今年で90歳!でも床に掌がべったりつくくらい身体が柔らかい(目の前で柔軟披露してくれた笑)。

座右の銘は「助け合い!いじわるしちゃだめよ!」らしく、その後も数本同じお茶を買って、常連さん達に配ってた。

凄い勢いで色んなことを話してくれたけど、おばあちゃんの純鹿児島弁が極まり過ぎてて、話半分くらいしか分からなかった(笑)私も一応鹿児島県民なんだけどなあ…。(笑)

とにもかくにも、温泉でのちょっとした出会いは温かくて心地よい。ますます温泉通いが増えそうな、まったり楽しいひとときだった^^

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